ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

『ザ・サークル』

2017-12-25 12:12:45 | 本の紹介


byデイヴ・エガース。吉田恭子訳。早川書房。

メイは親友、アニーの伝で誰もが羨むIT会社、サークルに転職した。そこは広々としたキャンパス、
最新のオフィス、毎日、無料で一流シェフの料理が食べられ、一流のアーティストが出演するイベントが繰り広げられ、
日常必要なものはなんでも一流品がただでもらえる、望めばどんなことでも可能になるという天国のような職場だった。
サークルが推奨するソーシャルメディアに登録し、メイはそこで人気者になっていく。
会社が開発した透明化が進み、まず政治家たちが自分たちの日常生活をビデオカメラにすべて撮り、
リアルタイムで世界中の人たちが見られるようになり・・・
メイも自分のプライバシーを公開していったあたりから・・・しだいに会社はおかしな方向に向かいはじめる。


さて本日のベルは。





ひとり、お留守番。