byアレン・エスケンス。務台夏子訳。創元推理文庫。
ろくでもない母を持ったジョーは奨学金やバイトして貯めたお金で家を出てようやくミネソタ大の学生になった。ある日、授業で祖父母など身近な年長者の伝記を書くことに。彼は母子家庭で父も知らず育ち、母方の祖父母はすでに他界。しかたなく訪れた介護施設で末期癌の患者、カールを紹介されるが。カールは30数年前に少女を暴行して殺害した罪で有罪、病気のため仮釈放されて施設で暮らしていた。ジョーはカールの事件に興味を持ち、裁判資料をとり寄せたり話を聞き、レポートを書きはじめるが。何かしっくりとこない。もしかしてカールは冤罪ではないのかと・・・
さて、いつかのベル。
枯れ草の上は気持ちいい?
家に帰ったベル。