スクリーン上でも&現実生活でも≪親子同然の共演≫ニノ(二宮)&サユリ(吉永小百合)のコンビが織り成す
戦後日本の親子ストーリ~医学生の浩二は長崎に原爆
投下の際、被爆を受け一瞬の内に
この世から消える。
一方伸子は、二人の息子(兄弟)を戦争で亡くした未亡人~助産婦をしながら生計を立てて居るが。。
元々浩二の許婚(町子)と一緒に住む筈だった。そんな世界に浩二の亡
霊が“ひょっこり“現す。。
奇妙な幻想の世界と日常の生活が混在しながら展開されるストーリ~ 被爆後
年が過ぎ、伸子の家に
足蹴に通う町子は許婚の≪死≫を受け止められず… 適齢期で有り乍ら『結婚
話し』に耳を貸さず
当初は浩二も『絶対ダメ』を決め付けて居たが、月日の経過と伸子の進言で心揺れながら~
元・許婚の結婚にGOサインを出す。。苦しみの中から発した言動だったが、或る日
町子は負傷した元軍人を
婚約者と伸子の元に知らせに来るが、体調変化に気付く伸子は次第に体力を落とし衰弱して行く
そんなTimingを悟った浩二は母親の元へ『そろそろ僕の世界に来ないかぁ~』と、呼び掛け
そして就寝中に呆気なく息を引き取る結末
意外な結末に暫く言葉を失う。。。でもぉ~それが映画なぁ~だ
二人の演技は映画の世界を飛び越え、本当の親子を演じて居たなぁ。。