若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る |
出版社/著者からの内容紹介
「民間企業なんて、どこで働いても大差ないよ、問題は仕事
の内容だ」
と思っている方が多いのではないでしょうか? でも実際は、各企業ごとにカル
チャー・社員の人柄・報酬などは驚くほどに違います。たとえば、取材中に飛び
出した、次の2人のセリフ。
「大学時代の友人と話すと、みんな会社が楽しいといわないけど、なんでや
ろ?」(A社)
「営業中に失踪して帰ってこなかった同期もいて、1週間、消息がつかめず、そ
のまま辞めました」(B社)
この2社が、「大差ない」はずはありません。自分に合った会社を選ばないと、
たいへんなことになってしまいます。
本書は第一線で活躍する社員への3年間・200人・500時間超の徹底取材に
基づき、「会社の選び方」を解説。若手ビジネスマンや就職を控えた学生のみな
さんには、本書を読んで会社の"ウソ"を見抜き、幸せなキャリアを歩んでいただ
ければと思います。
上記2人のセリフのような「社員の生の声」も、企業の実名とともに満載。
「3年で3割辞める」時代の必読書です。
カバーの折り返し
やりたいことができないのはあたりまえのことなのか、休みがほと
んどゼロなのはどれくらい異常なのか、給料は他社と比べて高いのか・安いの
か、実力主義でない人事制度にみんな満足しているのか......。客観的に会社の
位置づけを分析できたなら、余計な不安に陥ることなく、もっと合理的なキャリ
ア判断ができたのではないか----
著者について
渡邉 正裕
(株)MyNewsJapan代表取締役、編集長、ジャーナリスト
1972年東京生まれ。1992~1996年、慶應義塾大学総合政策学部にて政治学、政策
過程論を専攻。卒業後、日本経済新聞社にて、1000本超の記事を日経各媒体に執
筆。1999~2004年、IBMビジネスコンサルティングサービス(旧PwCコンサルティ
ング)にて、大企業ホワイトカラーの最適活用を目的とするコンサルティング
に従事。2004年、(株)MyNewsJapan設立、代表取締役に就任。独立系ニュース
サイトMyNewsJapan編集長として、取材、執筆活動を開始。「団塊ジュニア」
以降の若者世代を顧客層として、ジャーナリズムとコマーシャリズムの両立を標
榜。2006年、サイトの有料会員が1000人を突破。著書に『これが働きたい会社
だ』『企業ミシュラン』(ともに幻冬舎)、『これが本当のマスコミだ』(東邦
出版)がある。
「就職活動」の時、僕は100社位回った。売り手市場だったお陰もあって。その会社に就職した大学の先輩の話を聞いていると、社風が分かって来る。これは隠しようが無い。自分の「感性」に合った会社を探そう。