文大統領、5年目第2四半期の支持率39%…歴代で最高
登録:2021-10-02 03:11 修正:2021-10-02 08:20
不動産政策に対する「評価しない」も最高値
「評価しない」79%、「評価する」6%
「評価しない」79%、「評価する」6%
文在寅大統領が1日、慶尚北道浦項市の迎日湾の海上に浮かぶ馬羅島艦の格納庫で開かれた第73周年国軍の日記念茶話会で激励のあいさつをしている/聯合ニュース
韓国ギャラップの調査によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の任期5年目第2四半期の国政遂行に対する平均支持率は39%だった。これは、歴代の直選制大統領の中で同期間の最高値だ。
韓国ギャラップが今月28日から30日にかけて、全国の1002人の成人に対して調査を行った結果(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)、「文大統領の職務遂行を評価する」との回答は前回の調査(9月第3週)より2ポイント上昇の38%で、就任5年目第2四半期(今年7~9月)の平均肯定率は39%だった。
同時期の盧泰愚(ノ・テウ)大統領は12%、金泳三(キム・ヨンサム)大統領は7%、金大中(キム・デジュン)大統領は26%、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は24%、李明博(イ・ミョンバク)大統領は25%だった。朴槿恵(パク・クネ)大統領は5年目の第2四半期を迎える前に弾劾されている。
文大統領は任期末にも比較的高い支持率を維持しているが、政府の不動産政策について「評価する」と答えたのは6%のみで、「評価しない」は79%に達した。今回、文在寅政権の不動産政策に対する否定的な評価は最高値を記録した。不動産政策に対する否定評価の理由としては「住宅価格の上昇」(42%)が最も多く、「効果がない/根本的対策ではない」、「過度な融資抑制」、「庶民が被害にあっている」が各5%だった。今回の調査は電話調査員によるもの。詳細については、韓国ギャラップまたは中央世論調査審議委員会のウェブサイトを参照。
キム・テギュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )