niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

2月4日 古町でジャズのライブを

2017年02月06日 | JAZZ
前々日夜にメールで誘われ、中央区古町のJazz喫茶へライブを聴きに行った。

音川英二(ts)・田中信正(p)DUO + ませひろこ(ss)


演奏始める前に、サックスが鳴らないようにして何度もフーフーと息を吹き込む。管を温めているのだと。寒い季節の細やかな気遣いか。

1曲目。まず、ソプラノサックスがソロを取る。外見からは想像できない力強くアップテンポな演奏にびっくり。
私よりはるかに肺活量ありそう。
そしてテナーサックスのソロ。流石の演奏にグイグイ引き込まれる。やはりバークリー出た人は凄いんだなぁ。


これは最後の曲の時の写真かな。(音川君の許可もらって写真アップしてます)
前の曲から自然に移行する感じでイントロが始まって。タタタタンタタタ・タタタタンタタタ・・・!? これは!
マッコイ・タイナーの「フライ・ウイズ・ザ・ウインド」
その昔、高校生の時に初めて連れて行ってもらったジャズ喫茶で、こんな曲があるんだ、と度肝を抜かれ、ジャズに嵌った曲。
ドラム無しの「フライ・ウイズ・ザ・ウインド」は、私は初めて聴いた。
どんな編成でもビリーコブハムみたいな強烈なドラムが欠かせないと思っていたが、それを補って余りある豪快なピアノ。
彼のPソロがまた凄い。変幻自在、どう展開するのか予想もつかない(トーシロに予想できるわけもないが)自由な演奏。どんなに暴れまくっても整然として美しい、魅力たっぷりのピアノだった。


コルトレーン・フレディハバード・キースジャレット・マイルス・ジョーヘンダーソン・ロリンズ等々、私も大好きな曲がプログラムされていて大満足


才色兼備の若い奥さんを貰って、この!幸せ者!



暗い店内では、ISO感度上げても、シャッタースピード上げても、彼の動きに追い付けん。脱ぎ捨てられた靴に彼の熱い演奏を感じてください。


終演後、外に出ると冷気が心地良い。春は名のみの立春の夜。

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