最近、僕は論争になりそうな話に首を突っ込んでいっていますけど、
どうしたんでしょうね。
まあ、そういう時期なのかもしれません。
時期といえば、現在、地球は氷河期だって知っていましたか?
氷河期は、北半球と南半球の両方に広大な氷床がある時代をいいます。
今、北極と南極に氷床がありますよね。だから、氷河期なんです。
ただ、氷河期にも、寒さのきつい氷期と比較的温暖な間氷期があります。
今は比較的温暖なので、間氷期ですね。
なにがいいたいのかと言うと、地球温暖化についてです。
ここにはいくつかの論点があります。
まず、1、二酸化炭素の排出でほんとに温暖化するのかという論点。
次に、2、温暖化するとして、それがなんの問題があるのか?という論点。
最後に、地球が温暖化すると環境が破壊されるので、二酸化炭素の排出を制限することにする。その場合、3、原発をどうするか?という論点です。
ここで、氷河期の話をしたのは、2の論点に関わります。
武田邦彦先生は、氷河期だから温暖化しても問題ないと主張していますね。
そして、武田先生は、原発反対の立場です。そうすると、主張が一貫してきます。
どういうことかというと、化石燃料をバンバン使って、二酸化炭素をたくさん出してもいい。
なぜなら、今は氷河期なので、ちょっとくらい温暖化してもかまわないということです。
だから、危険な原発をわざわざ使う必要がない、というのです。
逆にいうと、菅総理の掲げた「脱炭素化」は、
原発を使っていこうとする立場ですね。
太陽光発電や風力発電は安定的な電力を供給できませんから。
僕はですね。原発について、正直、どっちがいいのかわかりません。
昔は原発容認でした。
今は、地球温暖化は、しないのではないかと思っています。
だから、原発を使わないで、火力発電でもいいかなとも思っています。
難しい判断ですね。
ただ、環境ビジネスは怪しいと思っています。