フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

米軍、テレパシーの研究を本格化

2009年05月19日 23時56分44秒 | 身体・健康・筋トレ

 米国防総省は『Silent Talk』(無言の会話)と呼ばれるプログラムに着手した。
 
 それが可能になると、戦場無線も歩兵の手信号もいらなくなる。
 
 このプログラムは、発声による会話を使わずに、神経信号を分析することによって、遠隔地のコミュニケーションを可能にする。
 
 
会話で使われる言葉は、声になる前に、それぞれ固有の神経信号として脳の中に存在する。その会話前の言葉の神経信号を検出し、分析した後、相手にその内容を伝達する。

 今回のプロジェクトの目標は3つある。

 まず、個人の思考を形成する言葉と神経信号のパターンを分析すること。
 
 次に、これらのパターンが一般化できるものであるかどうか、つまりすべての人が同様のパターンを持つかを確認すること。
 
 最後に、信号を解読して特定の人に伝達するための方法を確立すること、である。

 方法論として、磁気共鳴映像法などを利用して脳を読み取り、人間の思考に適応するコンピューターや、思考察知機能付き双眼鏡を作り、それによってコニュニケーションをとることが検討されている。

 これらによって、会話による反応より、すばやくコニュニケーションをとることが目標である。

 この方法には、戦場で密かに会話すること以上のメリットも考えられる。

 
 すなわち、敵をこちらの命令に従わせることもできる
可能性がある。
 
 具体的には、敵の闘う動機を削ぐことや、敵をこちら側の命令に従わせる方法、恐怖や苦痛を感じなくする方法などである。
 ただし、このような新技術が使われ、命令に従わされることが、人道的に問題にならないのか、慎重に検討されなければならない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昼休みに | トップ | たけのこ野郎 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

身体・健康・筋トレ」カテゴリの最新記事