すっかり春になりましたね、スキーもこの3年ほどはいかず、今年は業務に明け暮れてました、
スキーシーズン、学生の時は越後湯沢などに夜行電車で出かけて楽しむという生活していましたね。
北海道のニセコエリアの話を以前ブログに記載させていただいたのですが、今回は本州のリゾート地「湯沢」について。
以前野沢温泉のエリアのリゾートマンションが投げ売り状態であることをご紹介しました。
東洋経済に面白い記事があったのでご紹介します。
内容は越後湯沢のマンションがバカ売れしている件、
リゾートマンションのお話、スキー人口が減少して所有する人が減少しています、これは今でもそうなんです…、
以前お話をご紹介したときは、リゾートマンションを不動産屋さんに買取をお願いするときは、買取価格はタダとか「結納金」を納めないと買い取ってくれないとか…
しかも売り出しは1部屋10万円とかでないと誰も買ってくれない状況でした。
しかし、このコロナ禍でリモートワークが流行し、郊外、田舎でも仕事ができるようになり、さらにワーケーションなどの生活様式が確立してニーズが増えてきたようです。
今では200万ぐらいでもバカ売れしているとか…。
上記の生活様式の変化に伴うニーズの確立もありますが、
どの物件でもそうであるか?といわれると異なり、
ここで重要になるのが
1.維持管理の状態が良かった
2.管理組合が財政的に健全であった。
3.スキーリゾート地であるが、年中イベントやアクティビティがあるため地域内の店舗の閉店が少ない。
4.行政を含めて用途転用などの利活用策に積極的である。
以上の4点があげられます、
1.については維持管理がしっかりしておりほとんどリフォーム無しで入居可能な状態の部屋が多いそうです。すなわち、リゾート用の大浴場は維持されており、建物内部も清掃が行き渡っているため築後相当年数が経過しているマンションであっても良好な住環境が維持されています。
2.は、1.に関連する話ですが、入居者からの修繕積立金や管理費が管理されており、また滞納がないように督促を行い、回収できない場合には管理組合が買い取るなど財政負担にダメージが出ないように、物件が管理され財政健全化が図られました。
3.については、釣りや山登り、ロックフェスなど年中楽しめるアクティビティが人気となり、また地元業者を中心に店舗が運営されていることから、スキーシーズンのオフシーズンだから閉店している店舗は少なく、年中街を楽しめる環境にあります。
4.について、空きスペースを有効活用すべくコワーキングスペースやカフェなどを廃校や閉鎖したレストラン等の利活用が進んでいます。
というように、物件の維持管理、財政の維持管理、周辺環境といった部分の整備が需要の喚起に一役買っていると考えられますね。
ただし、この状態が永久に続くというわけではなく、維持管理が負担となり相続人が財産を手放す等の相続問題、大浴場があるが故の燃料高騰問題など状況は依然として厳しい状況ですね。また、材料費高騰などでの維持管理費、修繕積立金の値上げなど課題は盛りだくさんです。
今後の動向に注目です。
引用元;東洋経済の記事
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