今朝の京都新聞で、「膨らむローン」という一つの記事を見つけました。
低金利でローンが使いやすいってことなんですが、完済年が高齢化したり、100%ローンだったり、色々と不安のある状況であると記されていました。
ずいぶん前にこのブログで京都市内のマンションは価格は高騰し、富裕層や一部の投資家しか購入できないという状況となっております。
(関連記事;京都人口クライシス)
ですので、上記以外のユーザーは京都市の外に住宅を探すということになるわけですが、この場合住宅ローンを利用する方も多いと思います。
京都市以外のエリア(滋賀県など)でも、地価の上昇は続いており、人気のエリアのマンションなどは瞬く間に完売という事態がみられます。ですので、物件を見つけた瞬間に購入の段取りをする方が多いのですが、この場合、かなり無理なローンを組まれる方がみられます。
どの辺が無理な部分かというと
1ローンが長期化して完済年になったら購入者の年齢が70代以上となる。
2住んでいた賃貸マンション家賃と同額のローンを組む
3収入パツパツでローンを組む
など、見られます。
1.については自営業や会社役員など70歳超えても収入が見込める方以外はなかなかOKはしづらいですね。
2.については住宅を買うこととは、ローンを払う以外にもお金がかかるということを忘れているケースがみられます。ローン以外にも税金、修繕費、管理費、戸建であれば定期的なリフォーム、修繕などが必要となります。
3. については論外、リスクを考慮しないといざというときヤバイです。
そのほか、夫婦共同名義でローンを組んでる方も多くいらっしゃいますが、私的にはあまりお勧めしません。
たとえが悪いですが、離婚のときに揉めるポイントとなります。
しっかり自己資金を調達し、それを補完する形でもローンを組むのが一番望ましいですが、
今の自分が、どれだけ稼いで、これからどれだけ働けるか、というポイントを再考して、住宅購入を検討される方が良いですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます