先ほどのニュースで菅総理大臣が次の総裁選挙に出馬しないとのお話で…。
また一年交代の首相の時代に入るのかと思いまして…。
首相の交代がどのように影響するか、今後の動向に注目ですね。
菅大臣、お疲れ様です。昨年大変な時のバトンタッチでしたね。
ところで、アメリカの大統領が変わったら「トランプショック」とか「バイデンショック」とか言われます、
気になったので、歴代首相と地価の相関関係を調べてみました。首相が変わったら地価がどんだけ変わるのか(首相退陣がどれだけ影響するのかを、少し考察してみました。
地点は東京の地価調査中央5-17(中央区銀座二丁目)
たまたま昭和61年から価格がついていたのでチェックしてみました。
まず昭和61年 15100千円/㎡(0.0)地点設定されたばかりですね。
時の総理は中曽根首相。
(前首相とかフルネームとかは簡略化のため記載しません、あと価格は㎡単価で、変動率は%です)
昭和62年に竹下首相に代わって
昭和62年21,000千円/㎡(+39.1%)
昭和63年21,600千円/㎡(+2.9%)
平成に入って宇野首相
平成元年21,600千円(0.0)横ばい。
次の海部首相
平成2年22,600千円(+4.6)
平成3年は宮沢首相
22,600千円(0.0)
ここまでの傾向だと、総理が変わる→土地値は上昇から横ばいになることから、やはり地価にとってもマイナス要因だったと思われます。
さて、次はバブル崩壊時代
平成4年、細川首相 、19,800千円(△12.4)
平成5年、羽田首相、14,500千円(△26.8)
とバブル崩壊で大きく変わってきてますね。
平成6年~平成8年は村山首相
平成6年 10,000千円(△31.0)
平成7年 7,050千円(△29.5)この年、阪神大震災がありました。
平成8年 5,500千円(△22.0)
地価はスタートの36%程度となりました。
平成8年~平成10年までは 橋本首相
平成9年 5,250千円(△4.5)
平成10年 5,100千円(△2.9)
平成10年~12年は小渕首相
平成11年 4,700千円(△7.8)
平成12年 4,200千円(△10.6)
志半ばで亡くなられました。首相って大変な仕事だなと思いました。
平成12年の途中から森首相でしたね。13年の4月に辞職されてるので地価のカウントはしておりません。
平成13年~平成18年は小泉首相
平成13年 3,800千円(△9.5)
平成14年 3,700千円(△2.6)
平成15年 3,590千円(△3.0)
平成16年 3,520千円(△1.9)
平成17年 3,600千円(+2.3)このころからミニバブルが始まってますね。
平成18年 4,300千円(+19.4)
平成18年9月~19年9月まで安倍首相
平成19年 5,500千円(+27.9)ようやく平成8年の水準に追いつきました。
平成20年は福田首相
平成20年 6,000千円(+9.1)
しかしこっからリーマンショックが始まります。
平成21年は麻生首相
平成21年 5,150千円(△14.2)ここで鳩山政権に政権交代。
鳩山時代は地価調査の期日に入ってなかったのでノーカウント
平成22年菅(かん)首相 4,680千円(△9.1)
平成23年菅(かん)首相 4,570千円(△2.4)東北の震災が起こります。
平成24年野田首相 4,480千円(△2.0)
平成25年~令和2年まで安倍首相
平成25年 4,500千円(+0.4)
平成26年 4,810千円(+6.9)
平成27年 5,100千円(+6.0)
平成28年 5,870千円(+15.1)
平成29年 6,450千円(+9.9)
平成30年 7,090千円(+9.9)
令和1年 7,800千円(+10.0)
令和2年 7,700千円’(△1.3)
これを見ると、平成の初期などは総理大臣が変わる→大きく地価に影響するという部分も垣間見れますが、特に大きく感じるときは政権交代ですね、平成6年とか…。
反対に第二次安倍首相の時は上昇に転じてます。
首相に対する期待感かもしくはほかの要因が大きいのかはっきりは言えませんが、安倍政権の時代が地価がプラスになっていることが多いですね。
見方によってはいろんなことが読み取れるデータになるかもですが…。私自身がまだ知らないことが多いのではっきりとしたことは言えませんが…。
こういった時系列的なこと、またまたブログに記載していきたいと思います。
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