先ほどネットサーフィンして気が付いた記事
ヒマラヤ山脈あたりのネパールの地価が高騰しているだそうです。
インドの北部、昔は物価が安いとしてバックパッカーご用達だった国ですが、
現地通貨は現在のところ1ルピー≒1円と考えて
新興住宅地で20年前は8000ルピー/坪だったのが25万ルピー/坪
上昇率は20年で30倍、1年にならすと年間150%の上昇
20年間地震があったり国家治安が悪くなったりで、普通に考えたらネガティブな要因が多いのですが、なぜか地価が下がらなかったそうです。
原因は以下想定されます。
■資産としての土地が人気
国家治安が不安定な中、銀行に現金を預けるよりも土地を資産として保有することが長年のトレンド(日本の土地神話みたいですね)
■中国資本の流入
これは中国の富裕層がツーリズムを見込んで投資した結果であるそうです。現在ネパールのリゾート地は完全供給不足で市場均衡がとれていないのこと。
■地理的要因と人口増加
山に囲まれた地理的な条件では住宅地適地は少なく、またカトマンズ等への人口集中から、より供給不足が加速
反対に地方の農村集落は下落の一方なのかと調査してみても農家集落の地価データはなく、北海道大学の研究チームが調査したデータしかないですが、そこからは人口流出&高齢化などにより貧困化が進んでいるとの記載があります。
※詳しいデータはこちらの北海道大学のデータを参照
すなわち極端な形で二極化が進んでいるような形ですね。
たまに外国の地価動向等を見て調べるのも、一つの勉強ですね。
また気が付いたら記事にします。
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