トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

銀しゃり 山本一力~柿鮨が食べたくなる

2009-05-13 09:35:13 | 本 2009年
柿鮨職人新吉が独立して店を構え
女房をもらうようになるまでの話

米の炊き方
茶の入れ方
竹細工
和三盆の入った精神安定剤など

日本独特の文化満載

柿鮨で検索したけれどヒットせず
今作っているところはないのかなあ~~~
食べてみたい!!

時間を置いて味がしみ込むようになった柿鮨の場面は
よだれが出そう

一服のほうじ茶までもが読んでいて
香りがただよってきそう

作者は
この時代この場所に住んでいたんじゃないのか
って言うくらいの描写の細かさです



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覚悟のすすめ 金本知憲

2009-05-12 19:29:00 | 本 2009年
一番印象に残った箇所は

リーダーシップの項

鳥谷の走塁に激怒したことがあったが
その結果鳥谷は走塁に目覚めたらしい
そして
「ぼくはいままで何をやっていたのだろうと思います
 走ることに対する意識なんて全然なかった
 いますごく楽しいです」
と言わせた
それが先日の広島戦でのサヨナラ劇!!
「ランナーが鳥谷だったので行ってくれると思っていました」
あのヒーローインタビューでのコメントを思い出し
ジ~ンときました

そしてそして巨人戦でのあの走り!!

普通ならツーベースのところを一気に3塁へ!!
またまたジ~~ンと感激!!

チームリーダーの意識がないとか言ってても
やっぱり金本さんが叱ったことで
鳥谷は変わったのだから
チームを引っ張っていることは間違いない!!

小心者であがり性でビビリ
常々感じていたことです
だから記録がかかるとなかなか打てない

広島からの移籍の真実も
読んでいておもしろかった
星野監督からのしつこすぎるアプローチ!!
女性の口説き方とおんなじ
毎日しつこくしつこく・・・
まあすべて成功とは行かないだろうけど・・・

ほかに記すべきこと

たいして実力もないくせに人気だけはあるチームになんか負けられるか
ってどこだ??広島時代に見た阪神のことか??

オフも遊びを我慢してトレーニング
家族はかわいそうな気がするがどうなんだろう

自宅でティーバッティングの練習を繰り返す
トスしてもらうバイトをやとう
すごいなあ
どんな家なんだろう

熱が38度5分あっても出場する
だよね!!骨折しても出ているから
高熱を隠して出ているときもあるだろう

今岡が金本のトレーニングの影響で
フィジカルトレーニングを始めたらしい
今岡の復活は金本も願っていることだろう
優勝した時の立役者の一人だし

2008年優勝を逃す前の発売のようだから
その後の気持ちも知りたいなあ

今年いいスタートを切って
4月のMVPをもらったけれど
その後絶不調・・・







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僕僕先生 薄妃の恋 仙人と青年の旅は続く~~

2009-05-02 06:59:35 | 本 2009年
僕僕先生シリーズ第2弾

仙人である僕僕先生と弟子である王弁との旅・・・
旅先で起こるいろいろな事件を仙人としての不思議な力で解決していく

僕僕が王弁をからかい それに対する王弁の反応がおもしろい

二人の間には愛情と尊敬と信頼がたっぷり感じられ
相変わらずのほのぼのファンタジー

アニメ化されないかなあ
NHKBSあたりで・・・

続編が楽しみ!!

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佐保姫伝説 阿刀田高

2009-04-28 08:31:01 | 本 2009年
短編が12
そのうち10話が男性が主人公
男性のブログでも読んでいるような感じ

ほとんどの話が過去からやってきたような・・・

象は鼻が長い
なるほどね
象の鼻は長いではないのだ

エドガー・アラン・ポーのメールストロムの渦底
グラン・レーヴ
カフカの「変身」
アイリッシュ・コーヒー

日枝神社
仙台 国分町
佐渡
ノルウェー トロムゼ
ケブネカイセ
横浜 シルクホテル
日光街道 中原市

すべて検索してみる
ヒットしないものもあり・・・

佐保姫伝説・・・場所はどこだろう
山があり川があり桜が咲き
奈良??
幻想的すべて夢のよう・・・


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損料屋喜八郎始末控え  

2009-04-19 10:26:18 | 本 2009年
前回読んだ「粗茶を一服」の初回本

粗茶を一服を読んだ時どうりで筋がわかりにくい所があるなと思ったら
最初にこれが出ていたのですね

どうして喜八郎が損料屋を始めたのか
江戸屋の女将 秀弥との出会い等々
やっと理解できました

北町奉行所与力 秋山の下で
本業とは別に
江戸の町で繰り広げられる事件を解決していく・・・

強欲でやり手の札差伊勢屋との駆け引きがおもしろい!!
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僕僕先生 仙人と青年のファンタジー

2009-04-14 08:44:25 | 本 2009年
とっても素敵なファンタジーでした
読み終わった後ほんわかした気持ちになり
これぞファンタジーの神髄!!

2006年に
日本ファンタジーノベル大賞の大賞を受賞しているんですね
なるほど・・・

昔々の中国の話
官僚を退職した父親に
自分が一生食べるのに困らないくらいの財産があるとわかってから
勉学にも仕事にもやる気をなくした青年が
仙人について旅に出る

仙人はいろんな姿ができるが
青年の前ではほとんどかわいらしい少女の姿で
いつしか師弟愛と恋心が混じった感情を抱くようになる

最後のシーンは感動物
私のお得意の深読み~~
病人は?父親は?ほったらかしですか?
なんて言う疑問は今回は愚問
やはり最後はこれがいい!!
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イン・ザ・プール 奥田英朗

2009-04-10 10:39:51 | 本 2009年
さまざまな精神的病で神経科に通う患者の話のようで
実は神経科の医者伊良部一郎氏が主人公なのかも・・・

すべてが現代病のような気もする
携帯電話依存症の少年などはその典型!!

病気が最悪の状態になったところで
最悪の事態が起き
病がスト~ンと治る・・・

最後の話「いてもたっても」は思わず声を出して
笑ってしまった・・・

この本 映画化されているのですね
今度レンタルしてみましょう!!

しかし伊良部医師のような性格の人間ばかりだったら
神経科なんて必要ないかも~~~



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粗茶を一服 山本一力

2009-04-07 14:02:24 | 本 2009年
読み慣れる頃には読み終わっていた・・・

江戸の大店の名前がやたらと出てきて
なかなか覚えられない

サブタイトル?が損料屋喜八郎始末控え
とあるけれど
喜八郎さんより伊勢屋さんの名前の方が多く出てくる

食べ物に関する表現がすごい!!

いわしの煮付けから始まり
最後の鰹ダシの香りたっぷりの
にゅうめんまで

庶民の食事から懐石料理
そして茶菓子まで

たっぷり楽しませていただきました
ごちそうさま

伊勢屋さん・・・
読んでいる間
私の中では先日亡くなった金田龍之介がイメージでした
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蘭陽きらら舞 高橋克彦

2009-04-02 08:11:10 | 本 2009年
とってもおもしろかったわ

江戸に住み トンボ( とんぼ返り 空中回転) 
を得意とする芸人 蘭陽の話

男だけど化粧をして女のような姿をしている

さしずめ今の世ならピーター?
体は男だからはるな愛とかは違うし・・・

江戸ことばって言うのかな
これがとっても小気味よい

うなぎ 寿司 甘納豆などの
この時代の食べ物もリアル

殺しだけではない いろんな謎解きがおもしろくて
一気に読んでしまいました

これはテレビ化されるんじゃないの?
配役は?

小栗旬か?女装させたらきれいな杉浦太陽や金子貴俊あたり?
いっそ女性でもいいかも

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未熟者 藤川球児

2009-04-01 12:59:57 | 本 2009年
全部自分のことばで書かれているという印象でした

本当に素直な気持ちなのでしょう
ここまで書いていいのか?なんてこともあるような・・・

メジャーに行きたいと思う気持ちはすごくわかる!
環境を変えたい どこまでできるのか試してみたい
その気持ち 理解できるよ

2008年 阪神が優勝して
WBCがこの時期になかったら
メジャーに行っていたのでしょうか

火の玉ストレートとの出会いも書かれているけれど
本当に大きく変われるんですね

2003年オフには
戦力外リストにも入っていたなんて・・・

今ファームでくすぶっている選手達にも
この本の内容は力を与えてくれるのでは?


2009年は積極的に発信するらしい
それがあのキャンプ中のファンサービスにも
表れたのでしょうか

選手会副会長として
野手達とのコミュニケーションのこと

骨髄バンクにドナー登録をしているけれど
骨髄提供の手術をシーズン中に受けられないから
今は保留だとか

矢野選手との対談も載っていて
読んでみると
矢野選手の偉大さがわかるよなぁ

間違いなくここまで阪神が強くなった原因の一つだよ

常に人に見られる生活については
松坂大輔のコメントが興味深い~~

しんどくないかを松坂に聞いたら
最初からそうだったからもう慣れたって!!
なるほどね
球児の場合は6年間も下積み生活があるからね

29日のオープン戦最終日に
少し投げたけど
フォームが変わったらしい

今年は新しい球児の姿が見られるか??
楽しみ!!
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