いろいろな騙しのテクニックを使い
最後は心温まる結末
そのテクニックを使うのは
バー「トラップハンド」のマスター武史
元マジシャン
素晴らしい観察眼
6話あるけど
「相続人を宿す女」が一番面白かった
お腹の子の父親は誰か
離婚寸前だった夫の子か
すでに付き合っていた男の子供か
夫の子だと強調するのには理由があった
財産目当てかと思われたが
そこには心温まる意味が・・・
いろいろな騙しのテクニックを使い
最後は心温まる結末
そのテクニックを使うのは
バー「トラップハンド」のマスター武史
元マジシャン
素晴らしい観察眼
6話あるけど
「相続人を宿す女」が一番面白かった
お腹の子の父親は誰か
離婚寸前だった夫の子か
すでに付き合っていた男の子供か
夫の子だと強調するのには理由があった
財産目当てかと思われたが
そこには心温まる意味が・・・
今月上映される映画の原作本
宮城が舞台なので
13日に先行上映されます
私自身、手話サークルに通っているので
ろう者は身近にいて
いろいろ考えさせられました
主人公・大の両親は
父は中途失聴者で
母は生まれながらに聴こえない
聴こえることを前提とした社会の中で
生きていかなければならない母
さらに大の家族は
祖父が元ヤクザ
祖母が宗教の熱心な信者
その中で育った一人っ子
それもやっと認めてもらって出産したらしい
障害者の子どもというだけでの
差別や偏見
それに対して
一矢報いるため成功しようとしたが
役者を目指して挫折したり
フリーターの生活をしたり
そんな時手話サークルに行き
「コーダ」という言葉がある事を知る
「Children of Deaf Adults」の
頭文字を取った言葉
CODAで
聴こえない親の元で育った
聴こえる子どもたちの総称
アメリカでは
コーダについても研究されていて
コーダにはコーダの困難がある
障害者を支援するのと同じように
コーダへの支援も必要と考えられていると
ろう者との集まりで
聴者が自分一人だった時
率先して店員とやり取りしていたら
自分たちのできることを
取り上げないでほしいと言われてしまう
良かれと思ってしていたことが
彼らを傷つけていた
それからのろう者とのつきあい方の変化
甲子園に出場したコーダの野球選手の話
優生保護法の被害者になった障害者たち
小説ではない実話です
この素晴らしい話が
どういう風に映画では表現されているか楽しみ
主演の大さんを演ずるのは
吉沢亮さん
大ファンなので楽しみ
お母さん役の忍足亜希子(おしだりあきこ)さんは
ろう者であり女優さんです
とてもきれいな方
ご主人も俳優さんで
弟さんは横浜ベイスターズの監督
三浦大輔さんのお兄さまなんです
主人公の出身は宮城県の塩釜ということですが
ロケ地の駅は阿武隈急行の駅らしいです
本のカバーは二重になっていて
映画上映が決まってから
上のカバーがついたみたいです
「木曜日にはココア」をのスピンオフが12話
マーブル・カフェのマスター
小望月(こもちづき)
満月前の月のこと
これが好きなんだって
誰もいないカフェのオープン前に来て
コーヒー飲んだりするって
ワタルくんそれ知っているのかな
ワタル カフェ店員
計算が苦手なんだって
百円計算が合わず
一生懸命探していたら
お気に入りだったのに
失くしていたワインオープナー発見
朝美
彼女は夫が主夫をしてくれている
キャリアウーマンだ
忙しい中子供とのふれあい
優しい思いやりのある夫
えな 幼稚園教諭
同窓会に行って
他の人と比較して落ち込んで
家に帰り「さくら」という入浴剤入れて
お風呂に入る
そしたら今の自分も悪くないと気づく
泰子 幼稚園教諭
周りからまじめと思われている
信号待ちしていた時
小学生の男の子が青信号の意味はなんでしょう
なんて質問している
進めではない
進むことができるだって
進めという命令じゃないんだと
理沙
信号での恋人との時間
青信号の点滅は
早く渡れではなく
次まで待ってと
美佐子
シドニーへの旅行前の夫婦
結婚して50年
初めての飛行機
耳栓私も買いました
優
緑色が大好きな画家さんだ
ワーホリ中
一人暮らしの様子
ラルフ
サンドイッチ屋を経営
店の人気商品 ストロベリーサンドに使うジャムが
仕入れ先の農場の都合で製造中止に
他のを使ったり、自分で作ってみたけど
売り上げは落ちていく
そんな時に名案を教えてくれたのは猫
キッチン台のオレンジで遊びだしたって
それがマーマレードサンドの誕生秘話
シンディ
星って丸いのに
どうして☆のマークなのか
調べてみたんだって
魔除けの印というのに一番納得
彼女はラルフに恋してる
でも彼の転居先は不明
なんと猫が柑橘系の香りを漂わせ
シンディに近寄ってきた
アツコ 翻訳家
黒子と書いて
くろことほくろ
どちらの読みも正しい
日本語は難しいです
メアリー
東京に住むマコのペンフレンドで
シドニーから日本に向かっている
長い闘病を終えての渡航
たしかマコに励まされて
治療することにしたんだっけ
マコ
英会話教室の講師になっている
彼女、マーブル・カフェのワタルに恋していたけど
どうなったのかなあ
詳しくは書かれていない
今回の本は標準サイズとは違っています
そこがまた素敵
そしてカバーはこれも田中達也さんの
ミニチュア写真
裏のカバー写真
コーヒーカップのふちに腰かけているの
ワタルさんでしょうか
青山美智子さんシリーズ
帯に書いてある
「ムフフと笑ってほろりと泣ける、
5つのあたたかい物語」
本当にその通り
神様が現れて
腕に「神様当番」と書かれてしまうと
神様の願いを叶えるまで
それは消えないのです
書かれたメンバーは
毎朝バス停で一緒になる人々5人
一番 水原咲良(OL)
バスに妊婦さんが乗ってきても
寝たふりを決め込み
優先席に座るスーツのおじさんの
左手をつかみ席から引きずりおろしてしまう
それは左手に入り込んだ神様のせい
おじさんには
気がつかなかったありがとうなんて
言われてしまう
なんとか消したいと思っていた神様だけど
神様を楽しませようと心を入れ替えたら
いろんなことが変わっていく
友達になった喜多川さんと
アクセサリー作りを習い
フリーマーケットで販売したり
嫌だと思っていた上司も
いいところがあったり
こんな風にしてあと4人
二番 松坂千帆(小学生)
家をリフォームするため
祖父母の家からバス通学することになった
千帆の悩みは超天然な弟
そんな弟にもいいところがあったんだ
三番 新島直樹(高校生)
SNSで知り合った女の子
リア充になったから
神様は離れていくと思いきや
まだリア充じゃないと
女の子についていた嘘
四番 リチャード・ブランソン(大学非常勤講師)
私立大学で英語を教えているが
生徒のウケが悪いのが悩み
陰で悪口も言われている
「アリの中で一番大きいのは?」
と英語で学生に質問
さて答えは・・・
五番 福永武史(零細企業社長)
社員8人の会社の社長
超ワンマンでドケチ
そうだからある日
事務員と経理担当の妻を残して
全員退職してしまう
その社員だけで別会社を作っていた
怒り焦る社長を
事務員の喜多川はストリップに誘い出す
この喜多川さんは一番の話に登場してる
女性でもストリップ楽しめるんだと
ちょっとびっくり
テーマは宮沢賢治の「どんぐりと山猫」
実際あったら見てみたいです
神様が勝手に動かす手で
2万円も寄付してしまったり
妻に愛しているよとLINEしてしまったり
その返信が両想いね
だって素敵!!
バーで知り合ったディーさんなる人物
ドラゴンズファンでDの帽子をかぶっているからだって
この時点でこの人がどんな人か
想像できてしまったよ
社長がどう変わっていくかも
最後に特別対談として
本の装画を担当した田中達也さんと
青山さんとの対談が載ってます
カバーには5人と神様のミニチュアが
神様はこんな感じなんですね
田中さんは
NHK朝ドラの「ひよっこ」の
オープニング映像のミニチュアを手がけた方
残念ながらドラマは観てませんが