トライアングルの部屋

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時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

キングコング 髑髏島の巨神(字幕)

2017-03-30 15:00:52 | 映画 2017年
ネタバレあり

1944年 太平洋戦争末期

日本人とアメリカ人の兵士が
見知らぬ島に不時着

島の上でも殺し合いを続けていた

そこに現れたのは巨大な類人猿

この大きな生物の前での
人間同士の戦いは
なんと小さな事かということを
言いたいのかと思ってしまったが
これが後で大きな意味を持つ


1973年 ベトナム戦争が終わったころ

アメリカの秘密研究機関モナークは
未確認生物の存在を求め
太平洋に浮かぶ未開の孤島「髑髏島」に
調査隊を派遣する

従軍カメラマンや
護衛のため
戦争後で帰還前の攻撃ヘリ部隊と共に
上陸

しかしそこには巨大な類人猿がいて
人間の攻撃など
なんのそのという感じで
ヘリは全機墜落
多くの兵士もやられてしまう

生存者は二つのグループに分断

元SAS大尉でサバイバル術のスペシャリスト
コンラッドが率いるグループは
原住民と遭遇
危機一髪というところで
現れたのは英語を話す老人
彼の名はマーロウといい
冒頭に出てきた兵士

不時着後原住民と平和に暮らしていた
共に不時着した日本人は亡くなっていて
日の丸が掲げられていた

そして彼から
巨大な類人猿「コング」が
天敵「スカル・クローラー」から島を守っている話を聞かされる
コングの両親も殺されていた

スカル・クローラーは二本の腕を持つ巨大なヘビ

だからコングに危害を加えてはいけないと・・・

それなのに
もう一つのグループは
ヘリ部隊の指揮官パッカードが
部下を殺された復讐のため
コングを倒そうと必死になる

その後グループは合流
グループ同士の意見の対立

次々襲って来る巨大化した生物
コングとスカル・クローラー以外にも
クモやバッファローやタコのような生物など
恐ろしい生き物がたくさんいる
どこから出て来るのか観ていてもハラハラ

それらに人間がやられるときの様子が
おどろおどろしい

この映画がPG12(小学生には助言指導が必要)の
理由もわかるというもの
トラウマになりそう
子供が観たら
夜怖くて一人でトイレに行けなくなるかも

コングは
むやみに他の動物や人間を襲うスカル・クローラーとは違い
人間と同じ心を持っている

女性カメラマンのウィーバーがコングと遭遇したとき
じっと見つめ合い
ウィーバーがそっとコングに触れると
何もせず去っていった

その後ウィーバーが川に落ちてしまった時は
助けてくれたりもする

そしてスカル・クローラーのボス
スカル・デビルが現れ
一行が襲われるが
コングが彼らの元にやってきて
死闘を繰り広げる

一行も手伝ってなんとか倒し
コングは去っていく
(あっさり書いたけど死闘)

一行は落ち合うことになっていた場所へ行くことができ
無事帰還

マーロウは28年ぶりで家族の元へ帰ることができ
妻と息子に会えた

奥様 再婚してなくてよかったね

長い長いエンドロールの後

ウィーバーとコンラッドが
モナークのメンバーであるブルックスとサンから
世界中には他にも
もっと様々な奇妙な生き物が
いるんだという説明を受けているシーン
壁画にはその画像が・・・
end

緊張シーンの連続で
一時間観たところで疲れが!!
これ最後どうやって終わらせるんだ?
この中から脱出できるのか?
この人は生き残るだろうと思っていた人まで
やられてしまう

もしや先日観たドラマ
「そして誰もいなくなった」みたいな?
なんて想像しながら
このきれいなカメラマンのウィーバーと
イケメンのコンラッドは
大丈夫だろうなんて考えながら・・・

笑うことも話すこともしない原住民が不気味
28年もマーロウと一緒にいたら
少しは声ぐらい出せるようになるのでは?
なんて突っ込みたくなる

コングがスカル・クローラーを倒してしまったので
この島はこれから良くなるだろうと誰かが言ってた
この原住民が一番喜んでいるかも
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ストリート・オーケストラ

2017-03-30 05:28:26 | 映画 2017年
舞台はブラジル

バイオリニストのラエルチ(ラザロ・ハーモス)

小さい頃から神童と言われ

家族からも期待されて

サンパウロ交響楽団のオーディションを受けるが
緊張して手が震え演奏できずに落ちてしまう

家族に仕送りもできず
家賃も滞納するほどお金に困ったラエルチは
スラム街の学校で
バイオリンを教える仕事を引き受ける

しかしそこは屋根もない教室
生徒たちはやる気もなく
楽譜も読めない 楽器の持ち方もわからない

帰り道
二人組のギャングに銃を突きつけられて脅され
バイオリンを弾いてみろと言われる

ラエルチは素晴らしい演奏をして感動させ
その場を逃れた

その噂はあっという間に子供たちにも広まり
恐ろしいギャングを黙らせた音楽の力に驚き
そのおかげで練習にも熱が入るようになる

めきめきと上達する子供たち

しかし校長から
次の演奏会で最高の演奏ができなければ
学校は存続できないかもしれないと言われる

ラエルチは土曜日も特訓しようとするが
子供たちはいろいろな家庭の事情を抱えていた

子供の一人VRが関わっているギャングの親分から
パーティーで演奏してくれと言われる
そのための猛練習
VRの借金を減らすためだった

そんな中
サムエルは州交響楽団のパート首席奏者の
オーディションを受けることになり
もし受かったらあまり練習には来られないと
生徒の一人サムエルに話すと
見放すのかと言われる

直後
VRが後ろにサムエルを乗せてバイクを運転
走っている時
警察の取り締まりに引っかかる
逃走するVR
追いかけるパトカー

サムエルは止まるように言うが
盗難車なんだとそのまま逃げていると
警察が発砲
サムエルに当たり
死んでしまう

無抵抗な子供を撃ったということで
住民が暴徒化

街は警察と住民のにらみ合いとなる

どうやって収まったのか?

ラエルチはオーディションに合格
しかし子供たちのことが気になって
練習に身が入らない

子供たちは予定していた演奏会を
サムエル追悼の演奏会にしようとしていた

ラエルチは
やっぱり子供たちを見捨てることができず
指導しに来てしまう

演奏会は大成功

そして交響楽団の演奏会でも
ラエルチは見事な演奏をする

客席には子供たちが
カードで22枚のチケットを買って・・・

さんざん悪いことしてきたVRのカード
これって本物か不安になる

エピソードの中から気になったものを
いくつか

主役のラエルチ演ずる大物俳優ラザロ・ハーモスは
自分もスラム街出身だったそうで
本当はラエルチの友人役だったのに
自ら希望してやらせてもらったそうな

スラム街の本当の姿を描くため
子供たちはサムエル以外は
演技経験のない子供たちが
オーディションで選ばれた

人々が暴動を起こすシーンは
数年前に実際に起きた
警察と住民の争いをもとに描かれていて
その時のエリオポリスの住民は
トラウマが残っているので
エキストラはエリオポリスから連れて行った

そのシーンが始まると
撮影していることを忘れて本気で警官役に
向かっていった

作中
練習曲に私の大好きなパッヘルベルのカノンが使われていて
音楽は世界中どこでも共通なのだと
再認識しました

サムエル死なせなくてもいいのに
誰も殺さないでほしい

でもそれがないと暴動も起こらず
薄っぺらい作品になってしまったでしょうか・・・


満足に楽器が弾けない人を指導する

その傍ら大きな楽団のオーディションを受ける

「オケ老人」思い出します
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