トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
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時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

生きる LIVING

2023-04-08 11:09:00 | 映画 2023年
黒澤明監督の「生きる」を
ノーベル賞作家のカズオ・イシグロの脚本により
イギリスでリメイクした

市役所でまじめに30年間働いてきた男に
ある日胃がんで余命わずかの宣告

それからの彼の生き方が描かれている

王様のブランチでLiLiCoさんが
号泣したと言っていたので
どこで感激するんだろうと観ていたけど
とうとうそんなシーンはなく終わってしまった

シアター内もすすり泣く人も見当たらず

そもそも
主人公のロドニー・ウィリアムズを演ずるビル・ナイが
歳を取りすぎていないか?
イギリスの雇用制度はわからないが
実年齢が73歳
話し方が弱々しいこともあり
どう見ても80近いおじいちゃんで
再雇用の嘱託職員にしか見えない
せめて50代後半か60代前半なら課長という設定もわかるし
やり残してきたこととか
動揺する気持ちもわかるけど
なんだかなあ
息子とのこともモヤモヤで終わったし

でも映画から得られたことは多々あり
余命を告げられる前に
人生一生懸命生きなさいよと
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ディズニーキャストざわざわ日記 笠原一郎

2023-04-08 10:42:05 | 本 2023年
夢の国ディズニーランド
しかしそこで働くキャストは
ほとんどが非正規雇用のアルバイト
収入は多くない

著者の笠原さんは大手ビールメーカーの
キリンビールを57歳で早期退職し
第二の職場としてディズニーランドのキャスト選んだのだ

でも退職金もかなりあるだろうし
60歳から年金ももらえるという恵まれた環境での再就職

他のキャストの生活の実態はまるで違うだろうな

「不安定な立場であり、低収入ゆえ、計画的な将来像を描くことは難しい
同僚の30代以上の男性キャストの既婚率は世の中の平均より
少ないように感じた」と
でも結婚がすべてではない、夢を求めてと思ってるからかもね

いつもニコニコ笑顔で掃除しているキャストの実態も
大変なんだなと知ることができた

ゲストもいろいろで
イスラム教の信者であろう人が
オンステージの片隅にマットを敷き
地面に頭をつけてお祈りしている場面を
目にしたことがあると
イスラム教は一日5回
お祈りしなきゃないから
一日中ランドの中にいたらそれもあり
私は見かけたことはないなあ

アドベンチャーランドにある
「シアターオーリンズ」で行われる
ステージショー「ミニー・オー!ミニー」を
毎日のように鑑賞している女性がいるんだって
50歳くらい日傘をさしている

キャストの間では通称「ミニーおばさん」
でもキャストに対しての暴言
邪魔だからあっちへ行けとか
「シッシッ」と犬のように追い払われたりするって
何者なんだ?
心穏やかに癒されるためにショーを観に来るんじゃないのか?

パレードの穴場を聞かれ
シンデレラ城裏のトゥモローランドに近い
マル秘スポットを教えてあげた
さえぎるものがないって

そしたらパレードが終わってから
わざわざ捜してお礼に来たって

こんな心優しいゲストもいるんだな

「ピクシーダスト」
初耳なのでネットで調べてみた
アクシデントがあった時
ゲストの便宜を図ってキャストが
臨機応変に魔法をかけるのがこのチケット

ピーターパンのティンカーベルの
小さな杖から流れる「魔法の粉」のこと

たとえばこの本に書いてあるような
ポップコーンをこぼしてしまった時に
この用紙をキャストからもらうと
こぼしたポップコーンの代わりがもらえる

ほかにアイスクリームを落としたり
風船を飛ばしてしまったり

この本に書いてあるケースは
わざとやったかも?

バースディシールも初耳
ゲストがおめでとうと声をかけてくれるというもの
若い子ならうれしいだろうが
おばちゃんはいらないなあ

デビューシールというのもあるそうで
初めてパークを訪れた子どもに
来園の日付と名前を書き入れて渡す
調べてみたら
今は初めてシールというそうで
大人でももらえるって

開演時間には
ゲストがいっせいに押し寄せてくる
「走ると危険なので
ゆっくり落ち着いてお進みください」
と声かけしても、効果はないらしい

笠原さんは8年勤めて定年で退職したとのこと
65歳って事か

やっぱり夢のある場所なんだから
キャストの待遇も素敵なものであってほしいなあ
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