その壱 しおあじ
後家女 お染の過去を知る男 又造が登場
ただ単に小さい時世話になったではなく
とんでもない又造の過去がわかる
その弐 ゆめとき
万造は捨て子だった
その万造を育ててくれたのは源吉
万造が十歳の時、源吉は亡くなったが
それから十七年
源吉の形見の品が出てくる
その参 とうなす
八百屋の金太に嫁取りの話が舞い込む
美しい女 お美代が金太の元を訪れる
それを嫁候補と勘違いした
万造 松吉 辰次のやもめ男三人は
お美代と自分が一緒になりたいと
悪戦苦闘
その結果はとんでもないことに・・・
その四 やぶへび
文七とお糸の祝言が盛大な物になるらしく
金のないお糸の父親 八五郎のために
万造 松吉は八五郎に女ができたと嘘をつき手切れ金と称して
長屋のみんなからお金を借りまくる
そしてそれを博打で増やそうとした結果・・・
お糸の母親お里は祝言のために
父親からもらった根付を二分で売ってしまう
ところがそれは二両はする物だった
その五 だきざる
流行病の患者の世話をして
聖庵堂の医者のお満がうつってしまった
これ以上高熱が続けば命が危ない
万造は
大家徳兵衛の息子が働いている
筑波の御薬園まで飛んでいき
息子由兵衛を連れて帰ってきた
奉公先を休んで行ったため
万造は米屋をクビになる
そこで登場するのは
お満の父親で薬種問屋木田屋の主
宗右衛門
米屋の主に対するセリフが圧巻
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