やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

ボクは空き缶3

2016-12-10 21:11:17 | 日記
ボクは元空き缶
だいすきだった あの子の彼氏に
海の砂浜から 宇宙まで蹴られて
宇宙に 漂っていた 元空き缶

ボクは 宇宙が すっかり 気に入っていたけど
ボクを 蹴って へこまして 宇宙まで 飛ばした
あの子の彼氏に 腹が立って
爆発して 無になって 
気がついたら 何10億年と 経って 生命体になっていたんだ
ボクは 星になって 
ボクの 表面に 海さんや 大地さんが できて
空さんまで できて 雨を 降らせるようになって 嬉しかったんだ

ボクは 自分に 「ボク」という星の名前を つけたんだ

そして 海さんや 大地さんに
魚さんのようなものや 植物さんが 住み始めて
僕は とっても 嬉しかった

ところが 生き物さんたちは とっても 勝手だったんだ
海さんの 生き物さんも 大地さんの 生き物さんも
弱肉強食で 好き勝手に 振る舞いだしたんだ
ボクは その有様に 頭に きたんだ

「バーーーーーーン」
ボクは 自分の中で 爆発して 
ボクの 枠組みから ビューーーーーンと 突破して
宇宙へと 飛び出した

ボクは 久しぶりに 宇宙を 感じたんだ
ボクは ちょっと 頭を 冷やした

それから 何10億年 経っただろう
ボクは また 星になっていて
また まあるい 頭のような 星になって
ボクは ちょっと 考えた
今度 また 生き物さんたちが ボクの 表面に 住むようになったら
平和な 生き物さんたちで いてほしいなって 思ったんだ

「ボク」という 何10億年もの 昔の星は
一体 どうなっただろう
ボクは 心配になった

でも もう ボクは また 新しい星に なった
もう 心配することは ないのかもしれない

ボクは 自分勝手だった 生き物さんたちや
あの子と ボクをへこました彼氏のことを 忘れることはない

ボクは元空き缶

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パラダイス

2016-12-10 11:02:24 | 日記
まさか あなたのような 優しい人に 
出逢えると 思ってなかった

こんな わたしに 合う人なんて
いるとは 思わずに ひとり 歩いてきた道

孤独に 震え 泣いていた 夜
そんなころも あったけど 乗り越えて

出逢えた 偶然という 奇跡
わたしだけを 愛する男性(ひと)と めぐり逢えた
世界中が 光に 包まれて 輝き出した
パラダイス…

出逢った 偶然という 奇跡
あなただけを 愛する 喜びに 満たされて
世界中が 至福に 包まれて 輝き出した
パラダイス…

こんなにも 人を 愛する 喜びが 溢れだす
永遠に 変わることのない この愛を 抱きしめて

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