何か月か前、キャスキッドソンという花柄の多い服飾ブランドのセールを店頭で見かけました。と思ったら、キャスキッドソンの日本撤退を先日知りました。キャスキッドソンはイギリスのブランドです。数年前、イギリスのローラアシュレイも日本から撤退しました。花柄がメインのブランドでした。この間、美容院に行きましたが、スタイリストさんがキャスキッドソンは知っていて、ローラアシュレイは知らないと言っていました。ローラアシュレイは専門店で、キャスキッドソンはホームセンターに入っていました。どうも上から順に崩れ落ちていったようです。貧困化しなかったうちからすると、ローラアシュレイは当時から安い印象で、キャスキッドソンはホームセンターにあるので知名度はまあまあ、かつ、もう一つ安いと言った感じでした。
うちの近所を見ても、花柄の服飾の女性はめっきり見かけなくなっています。キャップをかぶったスポーツブランドの女性を多く見かけます。女性のファッションはユニセックス化を感じます。花柄の物が売れなくなってきたのでしょう。
わたしは部屋着ブランドがナチュラル系と言われていたころから、部屋着ブランドのものを愛用しているのですが、何年も前から花柄が売られているのをあまり見かけなくなって、残念に思っていました。特に花柄がすきなわけじゃないのですが、花柄が手に入りにくくなってきたのはわたしもとっくなのです。デート服もデザイナーズを気に入って買っていますが、花柄ものがとっくに珍しくなってきています。男女平等で女性のファッションのユニセックス化が自然に定着してきたのでしょうか。わたしは中性的人格をしていて、ちょっと男性寄りな人格なので、ユニセックスファッションはあまり興味がないほうなのですが、近頃の女性のユニセックスファッションは自然発生なのでしょうか。中性的人格を形から入っているようにも思えます。女性が社会的に立ち上がって結構経ちますね。
貧困化と女性のユニセックス化。こうなると、自分込みで「がんばれ日本!がんばれ女性!」です。日本男性が世界的にやさしいと言われるようになってどれくらいでしょうか。国家力が低い日本ですが、ここまで貧困化が進むと「もう、これ以上落ちることはない」といった気持ちになります。現実に幻滅したり失望したりせず、生活のための仕事という自覚を持ち、生活に潤いを、そのために社会的に仕事をしましょう。家事も同じです。人類はめげません。これ以上日本の経済は落ちることはないと思って、それぞれが社会性を自覚してがんばりましょう。