8月の目覚めは 目ばかり冴えていて
起き抜け あの子のことを 想い出していた
見た夢も覚えていないくらい 現実に侵されて
安全圏に身を置くように 自分の部屋で呼吸してる
もう一度 あの子と出逢えたら
自由に生きていくのが困難な時代さ
無軌道に 夜になったら 近所をさまよって
どこか遠くへ行きたいけれど
あの子も きっとどこかへ 自由になりたかった
やっと あれが恋だったと気づいたの
新しい人生の幕開けは あの子との別離
こんな時代に生まれたこと 嘆きたくないの
やっと あれが恋だったとわかったの…