春は別れの季節ねと
春一番の風の中
あなたはもう感じてる
未来への期待の中 歩いている
最後の日 僕のソファーで
さりげなく髪をかき上げた
それは誘惑の仕草じゃなく
背中を見せたあなたの姿
最後の優しさ
まだ眠ってるあなたの中のあなたが
あなた自身をせかすように
僕は一言 感じるままに生きればいいと
あなたを励ますこともできずに
強く背中から抱いた
シャワールームで泣いている
ふと そんな気がしたけど
ドアを叩けなかった
最後の優しさ
まだ残ってるあなたの肌のぬくもり
あなたを追いかけたら終わり
あなたは一言 思うがままに生きてほしいと
僕を見つめて 泣かずにいたね
いつでも僕に帰って
今日は最後の日だね
未来ごと 壊してしまいたい
あなたの後ろ姿見つめて 涙こらえ
互い 言葉もなく 別れていく
互い さよならも言わず 別れていく…