自民党の派閥の裏金(うらがね)が問題となっています。
パーティ券収入の一部を政治資金収支報告書に収入として記載していなかったということです。
つまり、パーティ券収入として、受け取ったお金の一部を収入として計上せずに、自分のものにしてしまったということのようです。
大学教授等の指摘により問題が発覚したとの報道だったと思います。
政治資金収支報告書は、総務省のホームページに作り方、様式等が掲載されています。
また、政党や政治団体等の実際の政治資金収支報告書は、同じく総務省のホームページで公開されています。
私が、この報道を聴いて、「大学教授等の指摘により問題が発覚した」・・・よく分かったなぁ、というのが正直な感想です。
おそらく、パーティ券でお金を支払った側の政治資金収支報告書の経費明細書の備考欄のお金を受け取った側毎の金額の合計とパーティ券のお金を受け取った側の政治資金収支報告書の収入明細書の備考欄のお金を支払った側毎の金額の合計が合致するかどうかで確認したものと思われます。
相当な時間と労力が、かかったものと思われます。
政治資金収支報告書のデジタル化をすべきとの声も報道されていました。
実際の政治資金収支報告書の全てを見た訳ではありませんが、手書きのものもあり、全てをデジタル化というのは難しいのではないかというのが率直な感想です。
私は、お金を支払う側とお金を受け取る側、それぞれの政党、政治団体等に、固有の番号を付けて、管理するようにしては、どうかと考えます。
政治資金報告書の収入明細、支出明細の備考欄等に、相手先の番号を記入するようにして、番号毎に金額を集計すれば、少しは、楽にチェックできるかもしれません。
国民をマイナンバーで管理しようとする前に、政治家自らのお金の動きを、ナンバーで、国民から監視されるような環境を作ってみてはどうかと考えるのです。
総務省のホームページを見ると、たくさんの政治団体等の政治資金収支報告書が掲載されています。
地方議員の方の政治資金収支報告書は、各都道府県のホームページに掲載されているはずです。(全都道府県は見ていませんが、私の住む大分県はチラッと見ました。)
これも、たくさんです。
これらを調査しようという意欲は沸いてきませんでした。
企業の財務分析とは、ちょっと違うような気がしたものですから。
(政治団体の不正問題分析のようになるような感じです。)
興味のある方は、総務省、各都道府県のホームページを見てください。
会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた皆様のお役に立てれば幸いです。
皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
62歳のオッサン公認会計士でした。
散歩に行く前に、我が家の柿の木のところに、咲いていた花です。
ふっと目を撮られました。
ホッとしました。
ありがとうね。
では、また。