問題「預金が50万円しかない銀行が、100万円の融資ができるのか?」
この設問の銀行を、A銀行としましょう。
A銀行の貸借対照表は、次のようになります。
預金者であるiさんが預けた現金50万円が資産、iさんの預金50万円が負債に計上されています。
この他に、資産、負債は、ありません。
「こんな銀行は存在しえない」なんて言わないでください。
これは、ある主張(おっさんのボヤキ)のために、便宜上、仮定しているだけですので。
実際に、会計処理をして、貸出をしてみましょう。
100万円を、k社に、貸し出すものとして、会計処理をしてみます。
仕訳は、次のようになります。
融資後の貸借対照表は、次のようになります。
なんか、会計処理は、できた感じがします。
融資の日に、k社、社長が、A銀行を訪れ、支払いのため、預金(k社)100万円を現金で払い出してくれと言ってきました。
A銀行には、預金は150万円ありますが、現金は、50万円しかありません。
どうしましょう?
ここで、もう一度、問題です。
問題「預金が50万円しかない銀行が、100万円の融資ができるのか?」
解説(私の考え)については、次回の予定です。(多分)
我が家の2階の物干し台から撮影しました。
「いいな」と思った形から、変わってしまいましたが、でも、何となく、「ほんわか」した感じがします。
「ほんわか」
いいですねぇ。
会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計、財務、監査、金融は、分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
62歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。