等比数列は、高校の数学等で学んだことがある方もいるかと思います。
数字の列が、初項 a1 で、第2項以降は、等比Rを乗じていくというものです。
その数列、等比数列の一般項の計算式、等比数列の和の計算式は、次のようになります。
前回解説しました例題で、10万円を毎年、年末に預けて、年3%で複利運用した場合の計算表をもう一度掲載します。
表の右側の数値、「 ×(1+0.03)2 、×(1+0.03)、×1 」は、毎年預ける10万円に乗じる数値で、等比数列となっていることに気が付くと思います。(順番が逆ですが。)
初項 1 で、第2項以降は、等比 (1+0.03) を乗じていく等比数列となっているのです。
この初項 1 、等比(1+0.03) を、等比数列の和の計算式に、入れてみてください。
年金終価係数の式となるはずです。
次に、これも、前回解説した例題で、10万円を毎年、年初に預けて、年3%で複利運用した場合の計算表も掲載します。
今度は、表の右側の数値=毎年預ける10万円に乗じる数値が、「 ×(1+0.03)3 ×(1+0.03)2 、×(1+0.03) 」となっています。
これは、初項 (1+0.03) で、第2項以降は、等比 (1+0.03) を乗じていく等比数列となっているのです。
この初項 (1+0.03) 、等比(1+0.03) を、等比数列の和の計算式に、入れてみてください。
そうすれば、前回、お示しした年末に預けた場合の年金終価係数の式が導けるはずです。
今回は、内容が難しかったかもしれません。
ブログを作成するのも難しかった! です。
(疲れました。)
間違いがあったら、ご免なさい。
大筋は、間違っていないと思います。
上側の写真を撮って、他のことをしていたら、下側のように花が咲いていました。
春は、もうそこまで来ています。
ありがたいことです。
会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
62歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。