継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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財務諸表監査におけるITコントロール目標

2014-03-12 15:08:48 | 受験・学校

 前々回の文字は、財務諸表監査におけるITコントロール目標を憶えるためのものでした。
 コントロール目標とは、監査をする上で確かめる項目であり、評価の基準です。
 ①準拠性・・・法令等に適合しているか。
 ②網羅性・・・漏れなく重複なく処理・記録されているか。
 ③可用性・・・必要なときに利用可能であるか。
 ④機密性・・・権限者以外に利用されないようにしているか。
 ⑤正確性・・・正確に記録されているか。
 ⑥維持継続性・・・正確に更新され、継続使用が可能か。
 ⑦正当性・・・正規の承認手続を経たものであるか。
 監査をする対象について、これらができているかどうかを確かめるのです。
 これらは例示です。実際に、これだけでよい訳でありません。個別の事案により、何をコントロール目標とするかは違ってきます。

 同じように監査の目標として監査要点というものがあります。監査基準には、実在性、網羅性、権利と義務の帰属、評価の妥当性、期間配分の適切性、表示の妥当性が例としてあげられています。この監査要点も、これだけではありません。他にもあります。
 ちなみに、私は、次のように憶えていました。
 駐車場にいくとマイカーがある。・・・実在性
 運転席のドアを開けるとすべてのカギが開く。・・・網羅性
 私には、運転する権利と安全運転の義務がある。・・・権利と義務の帰属
 お値ごろな価格で購入できた。・・・評価の妥当性
 ローンは10年返済と長い。・・・期間配分の適切性
 車検の表示もバッチリだ。・・・表示の妥当性
 懐かしいなぁ。

 
 このブログを見てくれた方が、努力を継続され、目標、理想、夢へ一歩でも近づけるように願います。
 前回のブログで、体重が減ったと書いたとたんに、体重が増加してしまった、52歳のオッサン公認会計士でした。
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 では、また。
 


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