前回の続きです。
あるべき年金の姿を考えてみました。
積立方式にして、支払う保険料、受取り時期、受取り金額等を自分で設定できる制度とします。
また、企業が保険料の負担をするかどうか、いくら負担するかは、企業が選択できるものとします。
さらに、現在のように、直接保険料を負担していない方、負担しているかどうか分からない方が給付を受けられるような仕組みはなくすべきです。
このようにすれば、もらう年金は、基本的に自助です。
他に年金として給付する必要があるならば、それは、自助分の資金は使わずに、給付ごとに、共助、公助を明確にします。
共助は、原則、寄付で賄います。共助で賄う給付に、寄付が少ないということは、国民が豊かでなく余裕がない、その給付そのものに賛同していない等の理由があります。国民を豊かにして、共助の給付に賛同が得られるようにするのは政治家、官の仕事です。
公助の部分は極力少なくします。
国民の力を信じて、国民の自助努力に任せてください。
このようにすれば、税金の投入をかなり少なくすることができます。
消費税等の減税も可能となります。
問題は、あるべき姿にどのように移行するかです。
「えい、やぁーと今日からやります」という訳にはいきません。移行期間が必要です。
また、移行方法も工夫が必要です。全員一律ではなく、いくつかの選択肢を提供する必要があります。
大切なことは、問題を先送りにして、現行の制度を守り抜くことではなく、あるべき姿を示すことだと考えます。
でも、残念ながら現在の政党の多くは、現行の年金制度維持派ですので、明治維新でも起こらないかぎり、無理なのかもしれません。
私のできることは、せいぜい、このブログで訴えることです。
令和維新の志士たち、出て来てくれ~っ!
1票入れるから。
何かの目標に向かってコツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん。
未来はあなたがたの手の中にあります。
この苦境はかならず終わります。
今日できる努力を着実に積み重ねてください。
がんばれ、あきらめるな。
59歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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