電車を降りて下りの階段に向かうと 自分と同年代の爺さんがこの電車に乗ろうと頑張って登っ来たけど残り一段でホームに到着という所で前に転んでしまった。
周りの人が大丈夫ですかと声をかけていて 手を着いたので怪我はなかったみたいだ。
電車が入ってくると急いで登りたくなるもので、登り始めはドタドタと行くけど頂上付近になると足が疲れ果てて気持は登ってるけど足は付いていけずにヨタヨタして来る。
自分も転びそうになって何とか堪えてきたけど明日は我が身だ、 いい歳をしてやめればいいのに電車が入ってくるとはやる気持ちは収まらないものだ。
デッサン教室で描く
登りの階段で転んだ場合 手を着けば大怪我は免れるけど下りの階段で転んだら大怪我をする。
駅の下り階段を前にして、もし俺が転んだら前を行く人も巻き込んで大変な事になる。 手摺に掴まろうかどうしようか迷いながら手摺に近い位置を保ちながら降りる様にしている。
足元の階段を見ながら転ばない様にと祈りながら足を出しているわけだが 慎重になりすぎると足元の画像が2重3重にも見えてきて足がもつれて危なっかしくなってしまう。 体力より頭の中のバランスが崩れてしまってるみたいだ。
スマホを見ながらスタスタと降りて行く若いのを見てると 頭の中のどこが違うのだと思ってしまう。 この歳になると下りの階段は命懸けだ。