黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

カップ麺たぬき

2021-04-13 | 日記

おかずを買いにスーパーに寄るとカップ麺をレジ籠いっぱいにしてる人を見かけた。
即席めんは何年間も食べてなかったと思いながら売り場を覗くと、 カップヌードルの先駆け 日清のカップヌードルやマルちゃん、どん兵衛など昔のブランドが今でも健在で置いてある。
近くの作業服の二人連れが俺も一平ちゃんにする と手に取っておにぎりでも買うのか総菜売り場に向かって行く、 それじゃあ俺はとマルちゃんの緑のたぬきとどん兵衛の揚げ玉そばを籠に入れた。

昼飯にマルちゃんから食べようと蓋を見ると 緑のたぬきの表示に重なる様に天婦羅ソバと書いた短冊が印刷されている。 蓋を空けたらガンモドキ状の天婦羅もどきの上に赤と緑の粒が乗っている。
3分間待ってかき回したら がんもどきが汁で砕けてたぬきそば状の風景となって 命名した意味が分かったけど 少しも経たないうちに汁に溶け込んだ状態になって 味見をするとこの値段に見合った食べ心地であった。

      

      映画「テキサスの5人の仲間」からヘンリーフォンダ、ジョアンウッドワード

次の昼飯にどん兵衛の揚げ玉そばの蓋を空けると揚げ玉入りの小袋が見えたけど少量で淋しい感じ。
揚げ玉はカリカリ感をを望むところだけど お湯を入れて3分間待ってふたを開けて見たら揚げ玉は汁を含んでブヨブヨで見た目が良くない。 食べて見ると揚げ玉は少ないし汁に溶け込んでるのでかけそばを食べてる感じだ。 蓋にあっさりおだし との表示があったけどあっさり過ぎて物足りなものであった。

狸ソバの揚げ玉は麺を盛り付けた後にパラパラと落とすもの。
食べ始めはカリカリ感がなければならないもので 3分間お湯に浸すカップ麺には向かないものだ。

狸蕎麦が好きなので試してはみたが即席のたぬきは2度と食べる事はない。

今年になってまだ冷やし狸ソバが食べてない 口直しに食べたくなった。 これは駅での立ち食いがお薦だ。