雪のプラットホーム 2022年01月03日 06時10分20秒 | 詩集 さよならを言った 雪のプラットホーム 誰もいない木造駅舎 君の頰は林檎の色 雪をまとった裸木 銀色に染まった山並み 吹きつける粉雪が 君の髪を凍らせる 僕のための 涙はいらない 君のためだけに 泣けばいい 汽笛が鳴る 恋が終わる もう逢えない 夢のなかでさえ