中国では果物屋の軒先で「やまもも」をよく売っている。甘すっぱくておいしい果物だ。
ところで、漢語では「やまもも」のことを「楊梅」と呼ぶ。
「やまもも」は、いったい「もも」なのか「うめ」なのか? ちょっと混乱してしまう。
ウィキペディアで調べてみると「もも」はバラ科の植物。「やまもも」はヤマモモ科だから、「もも」と「やまもも」は親戚ではないようだ。「うめ」はバラ科なので、やはり漢語の表現のほうがあっているのだろう。
外国食材ショップで宝酒造の「純」を買ってきた。
720ミリリットル一本が118元。けっこういい値段がするけど、こちらでは輸入品だからしょうがない。
やまもも(楊梅)を500グラム買ってきて、氷砂糖を適当にほうりこんで、やまもも酒をつけてみた。
これからじわじわやまもも色が滲み出して、いい感じに仕上がるのだろう。
九月くらいになったら、飲んでみようかな。