四川省成都にある武候祠の写真の続き。
今回は、蜀を支えた文官と将軍の写真。
たまたま掃除かなにかで、ガラスが外れていた武将像を撮影した。
左がホウ統、右が簡雍。
ホウ統は、諸葛孔明と並び称された天才軍師。またの名を鳳雛という。入蜀合戦の際に流れ矢にあたって戦死。
簡雍は、劉備の旗揚げ時からの家臣。豪放磊落で無礼だが、飾らない人柄だったようだ。
傅トウ(ふとう)。夷陵の戦いに参加し、戦死した。
費イ。諸葛孔明の二代後の宰相。
清廉な人物。質素な暮らしを送ったが、酒好きがたたり、宴会で酔ったところを魏の降将に謀殺された。
董和。硬骨の人。
有能な人材だったため、諸葛孔明は「董和の仕事振りを見習うように」と蜀の文官たちに訓示した。
呂凱。雲南遠征で活躍。後に雲南太守になる。
秦の始皇帝のほんとうの父といわれている呂不韋が先祖だとの伝説がある。
※漢字表記の制約から、名前の一部をカタカナで表記しています。
ご了承ください。