島へ降り立つと、迎えてくれたのがハイビスカスにブーゲンビリア
コバルトブルーの海に、11月も下旬だというのに、照り付けるような陽射し
南国沖縄の島旅だ!
と錯覚してしまいそうでしたが、
ここは、徳島県南部の牟岐港から連絡船で15分
出羽島(×デバジマ ◎テバジマ)です
皆さん初上陸、どころか、初耳の島(もちろん私も)です
ですから、このツアーが出発したこと自体、奇跡のよう
いえ、スタッフだれも知らない島の企画したこと自体が、大いなる挑戦?でした
出羽島は、江戸時代にカツオ漁で栄えた島
周囲4kmのこの小さな島には、
最盛期には1,000人近く住んでいたといいますが
今はわずか40名足らず
私たちを案内してくださったガイドさんは
島で生まれ育った、貴重なDNAを受け継ぐ島人
伝統的な民家が数多く残り、
町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています
ガイドさんのお話を聞きながら、
のんびり、のんびり、島を歩いていたら、
その時間の流れが心地よく
もろもろのことが、どうでもよくなってきました
青い海を眺めていたら、悩みが海に吸い込まれて消えていくようでした
ここは、わずかな島民が静かに暮らす島です
観光客のための飲食店も売店もありません
宿泊施設は素泊まり民宿が2軒
行く前は、せめて小さな売店でも、、、と思いましたが
余計なものが何もなくて、よかったです
出羽島に、車は一台もありませんが、
ネコ車は一家に一台必須アイテム
細い路地でも荷物をゴロゴロ運べます
伝統的な民家で、お昼(お弁当持ち込み)をいただきました
島旅って、日本を知る旅でもあり
自分をリセットできる旅でもあり
強烈に印象に残る何かがあったわけではありませんが
言葉にあらわせない何かじんわりしたものがあふれている島でした
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