銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

房総半島ぐるり一周

2023年03月27日 | のほほん同志Aの日常

ちーばくん。って、ご存じですか?

・・・いえ、私もまったく知りませんでした。

右下で花束かかえる「ちーばくん」。
千葉県の観光キャラクター。いわば、くまもんの千葉県版。

マップ中央の、千葉県の形が、横を向いた犬に似ているから・・と聞いて、
あ、なるほど。犬に見えてきました。

長いこと旅行業をしてますが、関東は不案内。
今回も、ほとんど初上陸の町ばかり。
地図をにらみながらの千葉県3日間となりました。



房総半島は、花の大産地。
お彼岸を終えて、花農家さん、ほっとひと息というところでしょうか。



そして、房総半島といえば、魚です。
初日のお昼は、冨浦漁協直営の「おさかなクラブ」さんにて。



本日のヒラメは、私たちで完売・・。

房総名物のキンメダイを選んだ方も。



ドーン、と迫力の尾頭付き。ケンもたっぷり。



もちろん、身もたっぷり。



さて翌日は、いすみ鉄道→小湊鉄道の、ローカル線のり比べです。



車内は、懐かしい4人掛けのボックスシート。
車窓に広がる菜の花と桜の競演に、思わず声が出ます。

「桜が満開ですね」
「どちらからですか?」
「関西です」
「まぁ、遠くから。こっちは千葉市内です」

そうそう、一昔前まで電車はもっと、「公共」の場でした。







途中下車して、養老渓谷の散策へも。



めずらしい黒ツバキ。

雨のあいまの、貴重な晴れ間を楽しみました。

そして、小湊鉄道の車内には、なんと兵庫県の「北条鉄道」のポスターが!



全国各地でがんばるローカル鉄道。
関東の皆さん、ぜひ西のローカル鉄道にもお越しくださいね。


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海外事始めは台湾でした。

2023年03月25日 | 見かけだおしNのつぶやき

昨年の秋頃から、チラホラ。

「海外行くねん」「海外行ってきた」

息子さん、娘さんが暮らす国へと渡航されるお客様からの報告を耳にする機会が

増えてきました。

それでも観光が目的という方の声は皆無で、

海外旅行は、まだまだかなぁと思っていました。

それが、年末にお客様からリクエストがあって台湾旅行を企画して募ったところ…

 

どうやら銀のステッキの海外事始めは「5月の台湾旅行」になりそうです。

ということで、さっそく台湾に下見に行ってきました。

 

下見?

もちろん台湾へは何度もお客様をお連れしてきました。

でも長い3年の月日で、出入国などの手続きに変化があって、

文面や、言葉では理解していても、実際のところがわからない。

それを知りたくての下見でした。

 

海外添乗は、マニュアルではなく感覚が大事。

まだその感覚を持ち合わせているか確認の旅でもあったのですが、

どうやら、全てを失っていたわけではなかったことに、安堵しました。

それでも、海外に出たらすべきことのアレコレを失念することも多く、

お客様をお連れしての旅だったら、アウト!と自責する場面も数回。

やっぱり、海外添乗には、慣れが必要です。

 

短い滞在でしたが、少なくとも感覚が蘇ってきたことは、

下見に出たなりの成果となりました。

 

何より、「海外旅行ってやっぱり楽しいなぁ」

自分自身がちゃんと高揚したことが一番大きかったです。

 

更新してから3年間。

真っ白なままのパスポートに、これかどんな渡航履歴が残されていくのか。

また海外始めます。

【エバー航空で出発、3時間の短いフライト、機内食も見た目より!?美味しい】

【出国はすごい人!海外の方も予想以上に、日本🇯🇵大人気です】

【夜の喧騒も以前と同じ、バイク天国】

【もちろん美食も以前と同じ、台湾ビールが進みます関係なく?】

【台湾も温泉天国♨️、シャワーキャップ着用で入浴】

【スリル満点のトロッコ列車に乗って】

【郊外の町、タイヤル族のウーライへも】

【世界で美しい図書館に選ばれた、新北投温泉の図書館】

5月の再訪を楽しみに、温泉按摩ビール三昧の旅(下見?)を終えました。

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そうか、おんなじ14年だったんだ。

2023年03月23日 | 見かけだおしNのつぶやき

14年ぶりと、何度も出るので、思い出しますよ、やっぱり。

わぁ、もう14年かぁ。

あの2009年のWBCで、大谷選手はじめ、今大会の主要選手の多くが、

少年時代、夢を描いて今グランドに立っている、って語られると。

ふぇっ。

変な破裂音が口から漏れました。

 

随分前にもこの場(ブログ)で手前味噌に語ったのですが、

まさに14年前。

春先らしく、季節の変わり目にありがちな?

不安定で悶々とした日々を送っていました。

前職を辞めて、今後のことで大きな決断を迫られていました。

私にできるのかな?

もし失敗したら?

家族に迷惑かけるのかな?

まぁ、思い当たる不安要素を繰り返し反芻していた時期でした。

怖かった、あの春。

無職をいいことに、ずっとWBCをタイムリーに観戦していました。

 

昨日は祝日で、WBCを思う存分観戦しました。

そして今日は、出勤日。

決勝戦の大一番なのに仕事かぁ。

ここが14年前とは異なりました。

 

出勤すると興奮冷めやまぬスタッフが言いました。

当時とは全然違いますよ。

レベルも上がって、云々と。

 

でも私には同じでした。

あの当時の感動と全く同じ。

超一流のイチローが、無邪気に飛び跳ねていたこと。

大谷が、まさにそれでした。

気取ることなく、一瞬で高校球児に戻る様子、

もしかすると、そうすることで若いスタッフが

鼓舞することを知ってか、知らずか。

億単位の選手が、損得勘定なしで、まっしぐら。

日本人が好むチーム一丸となる。

なんとも清々しく綺麗やなーーーと、見惚れました。

 

で、決断したんですよ、ほんと我ながら単純ですが。

私も頑張ってみよう、と。信じてみよう、と。

あと二つ、全く異なる後ろ盾(草なぎ君と他)があったのですが、

それは、過去の銀ステ根無し草で確認をどうぞ(誰が!?)

 

間違いなく、2009年春。

WBC優勝で、年齢、年棒、所属チーム関係なく、歓喜に湧く

シャンパンシャワーの選手に押されて…

銀のステッキを立ち上げました。

こじつけではなく、まさにの話。

 

こちらも14年の月日なりの変化がありましたが、

当時の子供達が、今朝、異国の大舞台で

世界一の選手として活躍しているのですから、

もう母の境地?感慨深いとしかいいようがありません。

 

今日の偉業もきっと。

大なり小なり、誰かの未来に影響を与えるんでしょうね。

楽しい数日でした。

が、お祭りは、木蓮のごとくあっけなく終わりました。

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播磨の地場産業とWBC

2023年03月22日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

本日は、“WBC VS 銀ステツアー”

こんな感じでした。

8:00 試合開始 “日本 対 アメリカ”。

ツアーの節目節目で、

「あかん、一点取られた」

「村上やるーー」

「今、3対1でリードしてるわ」

「中継ぎ誰?」

「あっ!1点返されたー」

もう、その都度スマホで確認されるお客様。

そして、私達は、お食事場所で、この結果を知ることとなりました。

「日本勝った!」

「優勝!! やったぁー!」

大いに盛り上がりました。

お食事でたまたま隣の席に居合わせたグループさんもWBCの話で持ちきり。

「勝ったね」と、互いに声をかけながら、

本日、ようやく落ち着いてお食事ができました。

さてツアーはといえば…

加東市では、パナソニックエコテクノロジーセンターを訪問。

冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどがほとんど手作業で解体され、

分別されていき、リサイクルされます。

「家の家電大事に使わなあかんなぁ」

小野市では、そろばん会館へ。

お客様世代には、懐かしいそろばん。

計算器としての需要はすくなくなり、職人も高齢化、

若い方が、お一人いらっしゃるそうですが、それだけでは生計が難しい。

そんなお話を聞きました。

加古川市では、くつ下屋さんへ。

千代治のくつ下です。ご存知でしょうか?

工場を見せてもらってお話を聞きましたが、

皆様、お話そっちのけで?カゴいっぱいのお買い物を楽しまれていました。

帰りの車では、

大谷選手のお嫁さんの話!?でふたたび大盛り上がり。

え、そこまで発展しますか?

「どんな子やろか。どんな子が来ても良いとは、言えんかな」

…。

小姑が世界中にいっぱいで大谷選手も大変ですね。

とにかくツアーは、WBCの試合と並行して無事終わりました。

侍ジャパンの皆様、おめでとうございました!

銀ステツアー、完敗です。

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外交の窓口、壱岐対馬へ

2023年03月21日 | のほほん同志Aの日常

無知というのは恐ろしいもので、
かつて「魏志倭人伝」の記述にもとづき、
邪馬台国を訪ねるミステリーツアーもどきを企画したことがあります。

韓国のプサンから出発して、対馬へ、そして壱岐へ。
はたしてゴールの邪馬台国は、北九州なのか、大和なのか。

1件、問い合わせがあったのみで、ツアー実施にはいたりませんでしたが…。

そんなはるかな記憶まで呼びおこされた一支国(壱岐)の弥生遺跡。





環濠集落の入り口にそびえる鳥の居る門。「鳥居」の語源にもなったそうです。



壱岐といえばここ、まさにそのもの、「猿岩」。



対馬ではゲンカイツツジと、ツシマヤマネコが出迎えてくれました。








ツアーのアンケートには、「いちばん印象に残ったことは?」という項目があります。

私なりのいちばんを選ぶならば、
対馬のガイドさんが、見慣れぬ逆さの地図のフリップとともに仰ったこんな言葉。



「島の人口は、どんどん減っています。
 若い人の多くは、島にはなにもないと言って、出ていきます。
 でも、私は思うんです。
 アジア全体で見たとき、かつて対馬は、異国の人と人、文化と文化が出会う
 最前線の場所だったんじゃないかと。」


・・今もそうなのかもしれません。

かつて韓国プサンから定期便で訪れる旅行客で大賑わいだった対馬は、
日韓関係の悪化のなか、コロナ禍の始まる前年から、
客足がぴたりと途絶えていたと聞きました。

折しも、韓国の歩み寄りで日朝関係の進展が伝えられたのが先週末。
対馬・壱岐を窓口として、また多くの人が行き交う日が戻ってくるよう願います。






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