何なんだこれは、どうしたというんだ。本当にここに豚がいたのか、幻覚じゃないのか?茫然と立ち尽くしていたぼくはやっと我にかえった。あの野郎我慢ならねぇ、それっとぼくは豚を追い駆けようとして躓いた。下着とズボンは足元に落ちサンダルで踏みつけられ、ぼくの下半身は無残にもむき出しになっていた。ぼくはブリーフとズボンをずり上げると玄関へ飛び出す。通りを捜すと黒豚はもうあんな遠くをのんびりと走っている。ちきしょう今度会ったらただじゃすまないぞ、と思ったが豚の顔なんか見分けがつかない。えらい目に遭ったがもう済んだことだ。まあ豚には豚の事情があるだろう、担当区域が広くて豚も忙しいのかもしれない。
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