ぼくを受け入れてくれたババたち
ポリはぼくと出店のババのところへ一直線にやってくるではないか。
「ババ~、ポリ・カミン・ヒィア~。アッチャー・ナイ」(やばい)
ババは何をそんなにびびっているんだお前はという顔でぼくを見る。
「どうするつもりだ、俺はしらねぇぞ」
とその場を離れようとするとババはぼくの腕を捕まえチラムに火を点けろとぬかしやがった。
バカ野郎、どうなってもしらねぇぞ~。
ノープロブレム、とババは澄ました顔で言う。奴は状況を理解していないのか?
ババはもう1度ノープロブレム、火を点けろと言ってマッチをぼくの膝の上に投げた。チラムに火を点けたくらいでは逮捕はされないだろう、諦めてぼくがマッチを取ると
「オーム・ナム・シバ」
ババはシバを讃える。ぼくはチラムに火を入れた。ちょうどその時、カーキ色の制服を着た男はババの前に
「どっこいしょ」
と声に出して座りやがった。
ノープロブレムと不条理(10月24日掲示)へとつづく・・・
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