たすくの空中散歩

千葉県我孫子「石臼と麦」店主、相澤たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

稲刈り2011!!(上)

2011年09月21日 16時25分18秒 | 一喜一憂

あっ!…というまに春が過ぎ、夏が終わり秋が来て、今年も稲刈りの季節がやってまいりました。
農業日記が全くリアルタイムで書けていないのですが、せめて稲刈りだけは旬の雰囲気をお届けせねば!と、見事中止になりました稲刈り2日目(今日)を利用してご報告してみようと思います。

というわけで、台風差し迫る中、昨日は稲刈り2011でした!


たわわに実った稲!



父たちの借りている田んぼ。広さは半反、150坪くらいだそうです。
今年の参加人数は5人。もちろん今年も(?)全部手で刈り取ります! →昨年の様子
両隣はもちろんのこと、我孫子じゅう見回してもうちらはビリっけつかもです。
稲刈りの時期はどんどん早まっているらしいです。


刈り取った稲を、交互に重ねていって…


根本を紐で結わえます。刈り取るのは正直たいした作業ではないのですが、この結わえる作業が刈り取るのの3倍か4倍くらい、地味に時間と手間をくうのです。
この時点では、まだどうやって干すか考え中…

そのうち、田んぼを貸してくれている農家さんが、お手伝いにきてくれて「昔はこうやったんだよ」と、そこらへんに落ちていた稲わらをひとつかみして、太い稲の束をクイクイっと、キュっとやって、たちまち結わえてしまいました!!OH!ファンタスティッーク!!

農家さんが中学生の頃には機械化が導入されていたそうなのですが、何十年経っても体が覚えているというのはすごいです。
そして何千年(何万年?)も受け継がれてきた伝統の技や知恵が、僕らの世代で途絶えてしまうのは勿体ないと思いました。伝承せねば!


稲刈りを終えた田んぼはシラサギの絶好の餌場!
コンバインがシラサギに囲まれている光景をよく目にします。


うちの田んぼだけ、刈り取った後なのに青々としています。


こちらはお隣のいわゆる一般的な田んぼ。
そして、刈り取った部分から、もうこんなに稲が生えてきています。おそるべきイネの生命力!


なんとか3分の1は終わりました!きれいさっぱり!
遠くから見ると、あとちょっとに見えますが、現実は…


刈り取った稲を軽トラ×2に積み込んで


農家さんの作業場のビニールハウス×2に置かせてもらうことになりました。

朝の9時頃、雑草取りからはじめて、この時点で17時くらい。皆さんお疲れ様でした!
この続きは木曜日?自分は参加できなさそうです。
この後、乾燥させたら「脱穀」→「籾すり」で玄米の出来上がりです!
さて、今年は何キロとれたでしょう?楽しみです!


父の帽子に何故かカマキリが!?本人は気づいていません…


本日のうちの鶏さんたち。
いつもと違う天気にはしゃいでいるご様子。

(つづく…)


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