朝一で、右上顎の部位に8月の終わりに抜歯即時植立即時荷重を小臼歯と大臼歯でブリッジ処理した患者さんのセラミックブリッジの型取りです。
重症歯周病患者さんだった方ですが、メインテナンスしてて、歯の破切に到り、止む無くさせていただく事になりました。
幸い、非常に初期固定が良く得られ、真面目にメインテナンスにもお越しいただけたので、たったの2ヵ月半でセラミックブリッジの型取りです。
一般的な治療期間の4分の1程度、と考えて良いでしょう。
早く、綺麗に、楽に治ってくれたので、私も嬉しいですが、患者さんの喜びはそれ以上です。
老後のことを考えて、歯で悩まされるのは嫌だ、と言う事で、定年を迎える前に治療に掛かられ、今は定年退職されましたが、横浜と言う遠い所からわざわざ通ってくれています。
歯周病の状況もかなり良い状況で維持されており、噛めるようになって、根管治療した歯の破切が生じた、と思われます。
これで、右上顎は心配がなくなったのですが、反対側の上顎がまだまだ心配ですので、メインテナンスとご自身の磨き方、チェックを続けさせていただきたい、と思います。
この患者さんも、抜歯即時植立、即時荷重、同時骨再生歯茎再生、審美的インプラント治療を最低侵襲で行い、全く痛み腫れを味わう事もなく、実にスムースに綺麗に、従来の4分の1程度の期間で治癒致しました。
重要な点は、抜歯時の病巣の徹底的な除去、感染予防処置の実施、骨の治癒を見越しての安定する位置へのインプラント植立、即時荷重出来る位のしっかりとした35Nを軽く維持出来る植立テクニック、更には使用インプラントの選択でこのような一昔前なら嘘のような治療が現実に成って来ました。
即時荷重、即時負荷が最近再びネット内や雑誌で取り上げられていますが、その殆どは総義歯になるような大きなアーチになる症例の治療です。
はっきり言って、私が目指しているどんな治療でも即時植立、即時荷重を目指しているのとは全く違います。
他の所のは、残せそうな歯でも全部抜歯して即時荷重している、と言う怖い治療です。
私の目指す治療は残せる歯は、患者さんが愛着があるだろうから残そう、その上で肝心な部位への即時荷重インプラントで咬合負担させ、歯の延命、生涯使えるのを目指そうというものです。
なので、部分的即時植立、即時荷重が私の本分です。
この治療の方が、全顎即時荷重より遥かに難しいのです。
これは強調して置きます。
どうぞ同じ即時荷重、即時負荷を出している医院と比較して下さい。
圧倒的な差がある事をご理解いただけるでしょう。
勿論、全顎敵治療も従来の半分以下の治癒期間で治しますが、残せる歯は残す、これは譲れません。
今、安易に全部の歯を抜歯して、即時荷重、即時負荷している40代とかの若い患者さん達がどうなるのか、非常に危惧しています。
私自身は、こう言う治療を2003年から始めて8年以上の経験と知識、知恵、臨床を持っています。
他を圧倒する実績には、理由があるのです。
私はこれを独り占めするつもりはありません。
なので、何時でも見学は受けていますし、今日もこれから見学の先生が来ます。
又、フローラルインプラントセミナー内で、詳しく話させていただいています。
従来の常識を軽く超える、利用的なインプラント治療を望まれる方、学びたい方はお問い合わせ下さい。
http://www.samurai-implant.com/