大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

全部即時荷重インプラントで、手術したその場から直ぐに歯が入ってます。

2011年11月26日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

全ての部位で、植立されているインプラントに、手術直後から綺麗に仮歯が入っています。

このような患者さんの場合、本当に即時荷重で直ぐに咬ませるしかありませんので、非常に繊細且つ大胆な治療が求められます。

精密な手技で、植立トルクを全てのインプラントを35N以上で、ガチッと立てなければいけません。

それが出来ればこう言うことが可能になります。

最大の注意事項は咬合調整に尽きます。

横揺れの出ないように調整すること、です。

患者さんがどんな顎の動き方をしたとしても、ガチッと咬んだとしても、揺れの出ない状態に調整して置く事。

簡単に書いていますが、かなりシビアで難しいものです。

即時荷重治療で失敗される最大の理由が、この咬合調整にあると言っても良い、と私は思っています。

患者さん自身も、歯を揺らすような咬み方、歯の使い方をしないよう用心深くしなければいけません。

引き千切るような咬み方、ギリッと歯軋りして噛み千切る癖がある方が、日本人では特に多いので、その事も良く理解していただく必要があります。

簡単に言うと、カチカチ咬む動きだけで頑張って貰う、これがコツです。

歯応えのあり過ぎる食べ物も、手術後~5週間は特に避ける事。

パンは引き千切る食べ物ですので、用心しないといけません。

野菜も葉っぱ類、トマトの皮とかは非常に難しい食べ物です。

食べ物では、特に赤身の動物性蛋白を多目に取っていただくことが良いのです。

赤身の挽き肉で作った柔らかいハンバーグとか、煮込んで作ったりすると良いのです。

但し、火傷は一番危険なので、麻酔が効いている時には熱いものは絶対に避けるようにして下さい。

ですから、手術した直後の食事、その日の食事は生温いものにして下さい。

鰻の蒲焼等もお勧めできますが、皮の部分だけには気を付けて下さい。

マグロの赤身の刺身も良いと思いますが、筋には気を付けて下さい。

 

他にも色々と注意点がありますが、代表的な例を挙げて置きました。

これだけでも注意して置けば、かなりの成功率を得られるでしょう。

私自身は99%以上の成功率を得ています。

 

こう言う治療を成功させられれば、今から取り掛かってもXmas、お正月に間に合ってくれるのです。

直ぐに歯が欲しい、望みを叶えるインプラント治療、をご希望の方は03-3775-0044までお問い合わせ下さい。

http://www.samurai-implant.com/ 

 


歯周病を内側から治す、プロバイオティクス

2011年11月26日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

歯周病菌は今や国民病、と言える時代になっています。

歯周病がある為に、歯を失いインプラントにしなければいけない状態になってしまったりするのです。

ですから、歯周病がなくなれば、インプラントは勿論、ブリッジ、入れ歯もなくなり、8020は当たり前になり、高齢者になっても元気に過ごせる、そう言う時代が可能になるのです。

しかし、歯周病を治す、と言うのは意外に難しいもので、実を言えば歯科医の中でも歯周病を専門的に治し、長期的メインテナンス出来る先生は10%もいない、と言われています。

歯周病は、90%の国民が罹っており、そのうちの10%が重傷な患者さんである、と判明しているのに、治せる先生の絶対数が足りていないのです。

歯周病を簡単に治せるものとして、色々なものが宣伝をされ現れては消えています。

良く新聞とかで出ているのは、歯ブラシにイオン効果があり、それによってプラーク歯垢を取り除けるとか、特定のお茶を飲むと治るとか宣伝をされています。

これらのものが効果がないとは言いませんが、キチンとした治療、メインテナンスには適わないのは言うまでもないでしょう。

やはり、歯周病の最大の対策は、キチンとしたプラークの除去であり、プラークの停滞しないような環境の整備、維持メインテナンスである、と言えるでしょう。

 

そんな中、今日ご紹介するのは、魔法の薬、サプリメントでは勿論ありません。

しかし、チャンとしている歯周病治療と併用して用いることで、歯周病の蔓延化を防ぎ、全身的な免疫力、抵抗力を高めて、健康長寿を助けてくれるものとして非常に有効なものと言えるものです。

バイオガイアジャパンhttp://www.biogaia.jp/oral/と言う会社が扱っている、ロイテリ菌のサプリメントが、私がお勧めするものです。

このサプリメントを1日1錠舐め続けると、善玉菌であるロイテリ菌が体の中に定着して、体の中の菌質を良くしてくれて、結果的に歯周病の状態を改善し、体全体をも良くしてくれる働きをしてくれるのです。

これは、要するに、体全体を少しずつ強くして、健康長寿を実現しようとするものです。

 

バイオガイアジャパンの出しているパンフレットから、そのまま以下に引用します。

”大手メーカーの派手な宣伝の影響で日本では異常なまでの除菌ブームです。しかし、多くの専門家は気休め程度でしかないといいます。目に見えない最近は空気中にたくさん漂っているからです。また除菌をすれば良い菌までも死んでしまいます。清潔すぎる環境では善玉菌も住みにくいのではないかと考える専門家も多いのです。子供の頃から細菌が多い環境で生活している途上国の人たちは、先進国の人と比べてアトピーや花粉症の患者数が少ないといわれています。実際に泥んこ遊びや川で泳いで遊ぶ機会が減った日本は、アレルギー患者数が増えています。細菌の多い環境で生活していると、自然と善玉菌が増えて悪玉菌と戦う抵抗力を高めていくと考えられています。菌を避けて生きることは不可能です。菌を避けるのではなく、たくさんの善玉菌と共存共栄し、悪玉菌を寄せ付けないようにすることが大切なのです。

たくさんの善玉菌と共存共栄するために「バクテリオセラピー」という手法をオススメします!

 

国民病である歯周病を治すことをきっかけに、この方法を取り入れることで、全身的にも健康長寿を達成できる、そういう時代が来たのです。

私はたまたま歯周病の勉強をしていてこれに辿り着きましたが、まだまだ知られていないようなので、ここで宣伝をしました。

 

高価なインプラント治療がダメにならない為にも、歯周病をコントロールして行く、全身的にはロイテリ菌、局所的には我々とタッグでメインテナンス。

これで、何事もなく健康長寿、ぴんぴんころり、です。

 

 

 

 


インプラント治療の前に、大切なこと。小川先生の話。

2011年11月26日 | 日々のインプラント臨床の話

昨夜は、IOMインプラント勉強会(白鳥先生インプラント勉強会)がLuz大森の5階会議室で開催されました。

最初の演者は、若手の先生が、ご自身の臨床を提示され、今後のご活躍が楽しみなお話でした。

2番目は、口腔外科の先生のお話で、誤嚥の事故の話でした。

これも、非常に珍しいお話で、インプラントに使う器具を間違えて手を滑らせて誤嚥させてしまった、と言う怖いお話でした。

レントゲン写真を見たら、肺の気管に入り込んでいて、なのに患者さんは全く咳き込むこともなく、一応念の為と思って胸部レントゲンを撮影したら、誤嚥させてしまっていた、と言う話でした。

今回の症例の患者さんの場合は、実はその後患者さん自身が咳をしてくれたら、なんと出てきたと言う、ビックリするような幸運なケースで、何事もなく解決したそうです。

しかし、こう言うことが稀でも起きる可能性はあるんだ、と言うこと、それに対する正しい対処方法を学ぶべきだ、と言う示唆に富んだ役に立つお話でした。

 

3番目の演者は、天王洲で開業されている、インプラテックスのインストラクターもされている小川先生で、インプラントをする前にこう言うことを知っていて欲しい、と言う内容でした。

小川先生は少しだけ年上の先生ですが、ほぼ同世代と言って差し支えないと思います。

先生は、一番最初に歯を削る治療、被せる治療がまず学ぶべき治療なんだ、と強調されていました。

インプラントと言うと外科手術、と言う側面が強調されがちですが、歯をちゃんと削れる技術、型取りをできる歯茎への配慮がそのままインプラント治療に生きる、炎症のコントロール、支台歯形成、基礎の基礎と思えるものこそがインプラント治療を支える、と講演をされました。

実際のケースプレゼンでは、接着性ブリッジの症例を沢山見せて下さり、先生がインプラント医として高名なのにもかかわらず、と言うお話で、とても意外な感じがしたのですが、非常に為になるお話でした。

接着性ブリッジをされて5年以上になられるそうですが、脱落はない、と明言されていましたので、流石だなと思いました。

私自身は接着性ブリッジは稀にしかしませんが、確かに意外に良いものだ、と感触を得ています。

ここでしか言えない、と言う内容のお話で、凄く面白く役に立ちました。

 

やはり、時代の風潮なのでしょうか、インプラントが流行り過ぎて、その反動と言うか、安易な蔓延が怖い、と言う感覚が我々同世代にあるんだなー、と思います。

私もフローラルインプラントセミナーのプレセミナーで、ビフォーインプラント、アフターインプラント、ビフォーの前のビフォーのお話とさせていただいて来ていて、同じような危機感を持っているんだなーと共感を強く持つからです。

 

我々はインプラントが出始めた時に歯科医になった世代です。

ですから、まだまだインプラントに対して懐疑的と言うか、用心深いと言うか、そんな簡単なモノじゃないと言う感覚があります。

これは嗅覚とも言うべきもので、今の時代の行き方に反省をすべきだろう、とヒシヒシと感じているのではないでしょうか。

ところが、今の時代はインプラントは大丈夫、インプラントにすれば万事OK,のような行き過ぎた感じが垣間見える気がするのです。

代表的例が、激安インプラントでしょう。

インプラントがモノとして考えられ、同じものなら安く売ることが出来るだろう、そうなれば患者さんが沢山来て、結果的にダイエー商法のように儲かる、と言う発想に至るのではないか、と思うのです。

 

しかし、あくまでインプラントはモノであって、扱う人、DRで全く違ってしまうんだ、我々がしているのは”インプラント治療”と言う医療なんだと言う視点が何よりも大切なんだ、と何時までも強調したいのです。

心臓移植手術、脳外科手術滔々、激安!、安全、安心ですよ!すぐやすますよ!で患者さんは信じることが出来るでしょうか?

なのに、現実ではインプラント業界では似たようなことが起きているのです。

 

インプラントは単なるチタンのネジですから、何処の会社の製品でも体への拒否反応とかは出ないでしょう。

しかし、外科手術を伴う医療なんですから、激安、混んでます、沢山患者さんが来ています、すぐやります!で安心出来るでしょうか?

大量生産、大量消費のような電化製品とインプラントが、同列に考えられている事態に、我々は凄く違和感を持つのです。

 

そして昨日も書きましたが、歯チャンネル88のW先生がHPで書かれているように、インプラントの成功率は巷間言われているほど高いものではない、と言う事実。

こう言う現状に、我々中堅どころの実力あるDR達が、危機感を訴える、訴えなければいけないのだ、と思います。

 

きしくも、小川先生がやはりインプラント治療の前に、と言う講演をされ、非常に強く共感し、このことを患者さん達にも知っていただかなければ、と思ってブログにした次第です。

 

インプラントはモノではない”インプラント治療”と言う医療なんだ、と繰り返し強調して締め括ります。

 

 


11月25日(金)のつぶやき

2011年11月26日 | Weblog
18:43 from gooBlog production
本日も出張オペ、抜歯即時植立、即時GBR骨造成、歯茎再生術、本当に出来る者は出来る http://t.co/HmxUNVOU
23:27 from gooBlog production
インプラント専門医だからこそ前歯のインプラントを避ける、と言う考え方 http://t.co/j9ls5Wa0
by mgenchan on Twitter