大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

4月7日(土)のつぶやき

2012年04月08日 | Weblog
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究極の総義歯治療、1組100万でお受けします。 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

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究極の総義歯治療、1組100万でお受けします。

2012年04月07日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

総義歯治療に関して、好き放題の事を書かせていただいているが、それじゃお前の考えている究極の治療ってどう言うものなんだ?と言う疑問が来そうなので、今日はその事を明言して置く。

まず、保険治療のルールは完全に無視して、全て自費でいただけることが大前提である。

こちらが必要と思われることは全て完璧を追及してさせていただく、と言うことも必要条件である。

他の歯科医での治療の従来の経験は、全く忘れていただくこともお願いする。

昨日も書いたが、まともな総義歯を装着したことがない患者さんの粘膜も顎の関節も病的状態にあるから、それを治療用義歯を用いて治癒させて行く。

なので治療用義歯作製が一番最初の手順となる。

診査診断はここでは言及しない、書き出したら終わらないので治療上の具体的内容だけを書く。

まず型取りであるが、アルジネート使って2重印象する。

それで粘膜全体にアイロン掛けしたような完璧な型を取る。

それで、模型を作製して、そこから咬合床型の個人トレー作製して、それで口腔内で私が良いと思う噛み合わせの位置を決める。

その状態で、トレー内面にシリコーン印象材で咬合圧印象と顎位決定をする。

それを人工歯排列した咬合床にして、患者さんの口腔内に戻して微調整を精密にして、咬座印象をする。

勿論、印象材はシリコーン印象材である。

綺麗に口腔内を写し取った型が取れたら、それを精密に重合して治療用義歯を作製して貰う。

この精密重合が非常に重要だが、ここの部分は技工士の領域なので、お任せするしかない。

出来上がって来たら、それを調整をする。

必ず上下別々に適合を合わせて、チャンと入るのを確かめた後、咬合の調整に入る。

ここが一番肝要な所である。

触診が命である。

内面の適合、咬合の適合でピッタリな状態に詰めて行く。

後は患者さんとの2人3脚でOKいただけるまで調整。

そこからは治療用義歯なので、私の方で足したり引いたりしながら、時間経過の中で良い状態に治して行く。

もうこれなら大丈夫、と言う状態に成ったら、治療用義歯がそのまま咬座印象用トレーになる訳である。

治療用義歯で咬座印象を上下一組で型取りしたら、それをそのまま咬合器に付着して最終総義歯作製をお願いする。

治療用義歯が預かれないとなったら、それをコピーした印象用義歯を一組作製すれば良い。

排列、試適をしてOKいただけたら、それで最終咬座印象である。

そして、超精密に重合作業していただいて完成である。

勿論、これも上で書いたような調整の手順は完璧に行う。

ここまで行って初めてシリコーン適合材が完璧に抜ける総義歯が出来上がる。

 

言葉で書くと実にシンプルである。

ただ、全ての手順、ステップで私の調整、チェックでこれで次に行ける、と判断しながらでないと進まない。

見切り発車は絶対にしない。

それらの具体的作業内容の詳細は、書き出したら止まらないので書けない。

 

具体的な私の総義歯治療内容の紹介をさせていただいたが、専門家諸氏は保険のルールでは全く出来ないものである、と良く分かっていただけたと思う。

完璧を追及すれば、私はその患者さん一人に掛かり切りにならなければ出来ない。

他の患者さんが隣のユニットで動いている、と気が散って駄目だ。

つまり、パーフェクトフルデンチャーを希望される患者さんは、私を独占するしかない。

なので、希望として100万をお願いしている訳だ。

 

品質は完璧に保証する。

今までの常識を超えたものがどう言うものか初めて知るだろう。

初めて本物と言うものがどう言うものか知るだろう。

99点と100点の差は1点しかないのではない、1点もあり、その差は絶対的な感覚なのだ。

その差を人の口腔内は感じることが出来る。

その感覚を知った患者さんは、1点差を絶対的な差として諦めたくなくなるだろう。

治った後の人生の快適さを約束するのだから、私は100万でも充分安い、と信じている。

実績に関して言えば、私は歯科医になって25年だが、勤務医時代の患者さんがご連絡下さっていて20年を超える方が出て来ている。

当然、20年前よりも私の腕は上がっているので、今の方がもっと良い成績を出せるだろう。

私の年齢51歳で、何事もない総義歯20年の患者さんを持っていることはほぼ奇跡に等しい。

若干30歳そこそこで総義歯に開眼しているなど普通有り得ないからだ。

開業後の患者さん達も、本当に何事もない。

これは事実だ。

開業して14年目なので、付いて来てくれた総義歯患者さん達は亡くなり始めているが、棺桶に入れていただいた、と言うご報告も何度もいただいている。

1回治したら、その後の悩まされることが殆どなくなる総義歯治療。

だから、希望小売価格100万だ。

 

某総義歯の大家が、総義歯は必ず骨が吸収してと書かれていた。

しかし、私の経験上は、上手に治せたら一定のレベルで落ち着いてそこから先は然程変化しない。

この見解は咬合変わり行くものの続先生も同意見、同見解を示されて下さった。

続先生はゴッドハンドで40年以上の患者さんも沢山いるそうだ。

続先生は70少々だから、その患者さんを治療された時には先生ご自身30少々だった筈。

生意気だが、私も同じ道を歩いている、と信じている。

突き抜ける実力を身に付けるには30代だろう。

そんな夢みたいな総義歯治療がこの世に本当に存在しているのだ。

患者さん達は真実の本物の世界を知らされていない。

その世界を正しく普及させる為に私は闘う。

 

 

 

 

 

 


総義歯治療にある壁、臨床医として本音で告白

2012年04月06日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

総義歯治療のことを最近続けざまに書かせていただいてますが、正直に私が常に抱いている問題、障壁について告白します。

まず、総義歯患者さん達への本音での思いですが、チャンとした総義歯治療をご存じなくて、手間隙をかける治療への理解、そこまでしなければいけないものなんだ、と理解して下さる患者さんは、現実的に殆どいません。

はっきりと書きますが、私が症例紹介している患者さんは、有り難いことに紹介患者さんなので、始めから自費治療で徹底してチャンとした治療して欲しい、と言う希望で来られているからここまでのことが出来ているのです。

これは決して患者さんにも忘れないで欲しいのですが、保険治療のルール、取り決められている治療方法では、全く採算が取れません。

患者さんはご存じないことでしょうが、治療の成果だけに報酬が決まっていて、その方法、使う材料、手間暇に関しての加算などは全く一切ないのです。

つまり、私がしているような手間暇掛け、材料、方法等掛ければ掛けるだけ、元手が大きくなり、成果主義である保険治療では完全に赤字になってしまう、と言うことなのです。

そして、そのことに関して行政は国民に対して嘘を吐いています。

行政は、保険でチャンとした治療が受けられます、と説明を繰り返しています。

しかし、現実的に今ある材料、治療方法をチャンと掛け、手間隙を掛けて、技工士に支払いをしたら、間違いなく私の取り分、報酬はありません。

それどころか持ち出しになってしまいます。

ですから、保険治療ではチャンとした総義歯治療は私はお受け出来ません、と必ず説明申し上げています。

具体的に説明すると、総義歯患者さんは大抵具合が悪くなって来られる訳ですから、具合の悪い総義歯をずっと使っている状態です。

そうなると、総義歯入れているお口の中の粘膜の状態、噛み合せの状態が間違いなくおかしくなっています。

実際にほぼ100%の患者さんでそうです。

そうなると、その病的状態を治癒させることからスタートしないと、機能と審美を満足させられる総義歯装着など全く望めません。

ですから、我々総義歯治療の専門家は必ず治療用義歯、と言う手順を踏んで、粘膜の状態を治し、噛み合せの状態も良くし、咀嚼、嚥下、会話等色々な問題が解決されて行くのを確かめてから最終総義歯作製に取り掛かるのです。

まずこの手順が、完全に保険のルールから外れています。

保険は成果主義ですから、総義歯1回作製したら、その次はルール上6ヶ月以上新製出来ません。

又、患者さんがそのルールを知っていて、半年掛けて治して欲しいと言われる方も稀にいますが、そう言う傾向診療をしていると必ず保険では査定されて来ます。

歯医者は保険の査定が目立つと、更に踏み込まれて医院の取調べをされる羽目に成りかねません。

保険のルールに従って診療してても、点数が嵩む行為が目立つとそれだけで、診療を実質休まなければいけない取調べを受けることになるのです。

それが患者さん達に知られたら、歯医者は患者さんの為を思ってしていることなのに、あそこは何かお上から調べられたりしているらしい、と嫌な噂話の種にされます。

人はそう言う悪そうな話は大好きだったりするんです。

私のことを信じてくれている患者さんが、先生気を付けて、変な噂する人もいるから、と忠告をされたことは1度や2度じゃありません。

なので、私は絶対に噂話の類は全く相手しませんし、現実に本当に知りたい時には自身で確かめるようにしています。

 

総義歯治療上の問題の話に戻しましょう。

治療用義歯にして、そこから綺麗に治癒した粘膜と噛み合せの状態を写し取るようにして最終的な総義歯治療をすれば、必ずチャンとした総義歯装着が出来ます。

しかし、何度も書きますが、こう言う方法は総義歯治療の保険のルールからは逸脱しています。

現実問題として、私もただ働きする訳には行かないんで、チャンと手間暇の掛ける分はいただかないといけません。

患者さんは、そう言う事情を全くご存じなくて、歯医者にボランティアを強要している状態なのです。

行政は、歯医者は金持ちなのだからそこはボランティアしろ、と言っているんじゃないか、と私は勘ぐる位です。

しかも、これは歯科医が言ってはいけないことなのでしょうが、保険料払ってやっているんだから、歯医者はそれで充分に金稼いでいるんだろう、と信じている患者さんが実に多いことが凄く大きな問題点です。

そう言う患者さん達に知って欲しいのは、その保険料の10分の1も歯科医療には使われてはいない、と言う現実です。

本当の話です。

保険料の90%以上が医科の治療に使われていて、しかも、実際の治療行為だけに支払われるシステムなので、医学的に考えられるトリアージが全く為されていません。

これはどう言う事なのか、と言うと、冷酷に聞こえるでしょうが、治療行為とその成果で判断をして、医師の手間暇、費用を掛け過ぎないようにする、と言うことです。

この概念は、大きな天災とか事故等の現実の医療現場から生まれて来た概念です。

つまり、怪我人が物凄く沢山出てしまった場合、医師の判断で、手遅れの方には痛みを止める処置だけで救命処置はしないで、その分助かる可能性があって重症な怪我人から先に治療する、そして軽症な怪我人は幾ら痛がって泣き叫んでいても、後回しにする、と言うことです。

非常に冷酷に聞こえるでしょうが、現実問題として医療にはこう言う大きな問題が常にあるのです。

そうしないと助かる方までが死んでしまい、後回しにしても大丈夫なお偉いさんとかに振り回される状況が生まれてしまうのです。

 

いや、現実的な日常臨床の現場では、実はこのトリアージは殆ど行われていなくて、保険料がかなり費やされてしまっているんです。

この問題は昔にも何回か書きましたが、ターミナルケアとか胃ろうのとかの延命医療と深く関わるので、私程度の者が批判的な言説は早々は書けません。

しかし、これからの世の中を考える時に、支えてくれる世代、特に若い世代に公的扶助は手厚くすべきではないか、と私は考えます。

何故なら、高齢者世代は間違いなく統計上若い世代よりも裕福であるのが数字で出ているからです。

ですから、総義歯治療、最後の最後の歯科治療では自費でも良いのでは、あの世にお金は持って行けないのですから生きている間に使って、自分の生活が良くなるようにした方が良いのではないか、と考えています。

 

こう言うことを説明すると、殆どの患者さんは不快感を示します。

非常に残念です。

お金を死後の分まで残して、子孫の為にと考えているのでしょうか。

私はこう言う冷酷な現状こそ行政が責任持って説明すべきだと思います。

でも、そう言うことは全くされていません。

 

それで、こう言う話をする私は異端児であり、変人と見做される訳です。

狂っているのはどちらなのだ、と言うのが私の本音です。

因みに、私のところではチャンとした総義歯治療させていただくなら1組50万~です。

その後の人生の安寧を叶える為なら、私は今の経済状態の高齢者ならかなりの方が出せる筈ではないか、と言いたいのです。

変人ですから、本音で書いています。

50万~いただければチャンとした最終総義歯治療が出来ます。

正確に告白すれば、治療用義歯は保険治療のルールで作製してそれを元にして粘膜とか噛み合せの状態を治して行きます。

それで良い状態になれば、最終総義歯を精密に写し取るようにして作製するから、症例写真で見せているような凄い成果が上げられるのです。

 

今日は厳しいことを書きましたが、全て本当の話です。

事実を知らなければ、解決の道は見えて来ない、これは私の信念です。

専門家諸氏へ

 凄いでしょ、このシリコーン適合材の抜け方。

ここまで抜けるには、型取り、噛み合せの位置関係、総義歯治療の全ての条件で痛みなくギューっと噛める状態に出来ないと出来ません。

ここまで噛み締められるから、食べ物の噛み応えもとても良くて、まるで歯が甦ってきたみたいだ、と喜んでいただけるんです。

頬棚の包み込み方もこれ位が丁度良いんです。

食べ物が入って咀嚼するんですから、その分のスペースがないといけません。

馬鹿みたいに膨らませたら、患者さんは食べ物のスペース足りなくて窮屈です。

舌側も形も凄く意味があります。

これが見抜けないと、究極の形は修得できません。

答えは示しています。

後は自分で頑張って学びましょう。

学びたい方、実際を見たい方は呼んで下されば参上仕ります。

治療用義歯をコピーデンチャーから再構築して治して、これに近い状態まで治しますよ。

但し、臨床上状態が良くなると、患者さんは殆どの方がもっと良い顎の位置に移動して来ますから、それを補正して治療用義歯を修正を重ねないといけません。

それが収束して始めて最終義歯作製に移ります。

しかも、最終義歯で具合が良くなると、そこから又多少顎位がずれる方がいます。

その場合は、たいていの場合調整で納まりますが、ずれが大きい場合は下顎の再作製も必要になります。

ですから、1組50万~は掛かるのです。

そこまでこだわって、追求してやっとここまで抜ける状態に治せるんです。

私はまだこの程度のレベル、です。

神様、加藤武彦先生はここまで1日だそうですから、その腕の凄まじさ戦慄します。

まだまだ修行です。

 

 


4月5日(木)のつぶやき

2012年04月06日 | Weblog
09:36 from Keitai Web
良い本です、よ。でも、ね。総義歯だけのものが一つ位は欲しかったですね。インプラントありき、には違和感あります。寺西先生なんだし。 photozou.jp/photo/show/990…

14:03 from gooBlog production
咲きましたね。 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

20:48 from gooBlog production
新しい治療が定着するまでのギャップには注意して下さい!特にインプラントでは blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

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新しい治療が定着するまでのギャップには注意して下さい!特にインプラントでは

2012年04月05日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

私は、インプラント植立手術したその直後から綺麗に歯を入れて差し上げる、時荷重インプラント治療を2000年からずっーと続けて来ています。

患者さんの中には、最近インプラント治療を知って、即時荷重インプラント治療なんて当たり前じゃないの?と思っている人もいます。

しかし、現状でも尚、実際に調べて見れば直ぐに分かることですが、手術直後から綺麗に歯を入れてくれる治療を実践できる先生は10%もいません。

現状でも漸く3%程度であろう、と思います。

では、即時荷重インプラント治療できない先生が、患者さんに何と言って説明しているのかと言うと、あなたには即時荷重は出来ない、と言う言い方をしてその先生自身の力量不足である、と正直に話す先生はごく少数でしかないのが実情です。

患者さんによっては即時荷重インプラントが信じられない、と言うことで、望まれない方もいるかも知れませんが、私の医院の患者さん方は皆直ぐに綺麗な歯が欲しい、と言う希望の方達です。

出来るかも知れない、やって欲しい、と望まれる患者さんがうちを探して来て下さっているのでしょう。

 

現状のインプラント治療の一般的レベルは、今もって97%の先生が即時荷重出来ませんししていません。

失敗を避ける、成功させる、と言う観点からは正しい考え方でしょう。

しかし、即時荷重してもしなくても成功率が変わらないとしたら、皆さんはどちらを選ばれますか?

この答えは聴くまでもないでしょう。

 

そして、私は即時荷重してもしなくても、成功率は変わらない実績を持っています。

即時荷重できるできる、と出していてもHP内に全然出て来ないとか、成功率が全然違うとかでは全く意味がないのです。

通常的に普遍的に行えること、それだけのモノを持っていること、がどれだけの実力の差を持っているのか。

患者さん達はまだまだこのことをチャンと理解できていません。

だから、今でも即時荷重すら出来ない先生がインプラント出来ているのです。

 

患者さんは1日1刻でも早く歯が欲しいのです。

その希望を叶えてあげる、それが専門家としての勤めなのではないでしょうか?

少なくとも、私はそう信じるから、直向きに臨床を積み重ねて来ました。

恩師故添島先生の果たそうとされていた夢の一つが即時荷重インプラント治療でした。

そのご遺志を継ぐ、即時荷重インプラント治療を正しく根付かせる為にも、私は孤軍奮闘して今に来ているのです。

正直に言えば、昨日今日始めたようなレベルの所とは全く違う、そのノウハウが全然違うんだ、と明言させていただきます。

特に部分的な多数歯への歯周病治療絡みでの即時荷重インプラント治療では、殆ど実践されている先生は世界レベルでもそうはいません。

 

即時荷重(即時負荷)と言う新しい治療が広まっているように見えても、その実態とのギャップ、患者さんとの思いとの差を良く知っていただきたい、と思います。

 

即時荷重は技術的に凄くハイレベルですし、思い切って行く時の大胆さと時に偏執狂的に拘る繊細さを兼ね備えていなければ出来ません。

更に加えて、何かあっても直ぐに即応できる俊敏さ、的確な判断能力、細かな技術が要求されます。

だから、私自身ライト付き10倍の拡大鏡を常時装着していますし、保険治療でも使っています。

日常からの心構え、実践が何よりも重要なのです。

その時に出してくる、なんてレベルではお話になりません。

最近書いている総義歯臨床と全く同じです。

いざと言う時に出来るには普段からしていること。

これが最大のコツです。

 

そう言う視点で歯科医を観察するなら、誰にインプラント、総義歯、歯周病治療任せるべきなのか、自ずと答えは出るでしょう。

言っていることと、やっていることのギャップ。

その視点も大切に。

 

 


総義歯治療へ翔ける思い、新たなる伝統を咬座印象から!

2012年04月03日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

総義歯治療の正統とされるものは、大学病院等で行われている方法、理論でしょう。

それは伝統的に、研究用模型を型取りし、それを元に個人トレーを硬くなるプラスチックで作製し、それを熱掛けると柔らかくなる粘土状のもので筋形成をして、その状態で精密な型を取る、と言うものです。

この伝統的方法の問題点は、研究用模型がかなりキチンと型取り出来ないといけませんし、それを相当に正確に読めないといけません。

そうでないと、必ず大きな個人トレーが出来上がり、それを無理やり筋形成することで封鎖することができて、吸着してくれる、と誤解してしまうことにあります。

簡単に言うと、術者の力量で相当に形態の差が生じる、と言うことなんです。

触診が上手に出来て、大き過ぎない個人トレーを作製でき、その患者さんが咀嚼する状況に近い顎の状態を把握して筋形成出来るなら、かなり問題は解決出来るのですが、これがかなり難しい。

何故なら、チャンとした総義歯を装着したことがない患者さんは、良い位置関係の顎の位置の保持と言うものが分からないからです。

そして、筋形成して精密な印象を採得出来たとしても、それで顎の噛む位置関係を正確に決められないとチャンとした吸着は出ないし、却って窮屈な状態で出来上がった入歯が間違った位置で噛むこととなり患者さんは痛くて噛めない義歯になる、と言う結果になるんです。

伝統的大学病院で教えられている方法は、非常に修得が難しく、生理学的な咀嚼等の機能が営まれている状態を写し取るのが難しい、と言う結論になるのです。

現に私自身、総義歯治療で伝統的治療方法を用いたことは唯の1回もありません。

私は機能印象、矢崎正方先生が考案された咬座印象を応用した方法、最初の頃はT-condを用いた方法に精通して行っていました。

しかし、やがてT-condの方法の問題点が目に付くようになり、染谷先生、シュライヒ先生、高輪会の横山先生との出会い、教えから自分自身の深めて行くことが出来て、現在に到達しました。

その最大の着眼点は、患者さん自身が装着していて気持ちの良い、快適な総義歯を目指す、と言うものです。

言い換えるなら、吸着して外せない入歯なんてさしたる意味がない、機能時に動かない、外れない、でも洗いたい時に簡単に外せて入れているのが楽な入歯を目指す、と言うものです。

生意気な言い方するなら、矢崎先生が目指された総義歯の形態の究極を見付けた、と言うことです。

咬座印象理論は、機能している顎の位置での粘膜の形態を取って来ること、にあります。

矢崎先生ご自身、海外留学までされ伝統的方法を取得された先生ですが、帰国後問題点に気が付き、世界初で独特の方法を編み出された、それが咬座印象です。

先生の先見性の凄さは、現在世界の総義歯治療方法が咬座印象法の応用方法に変わって来ていることからも証明されています。

リヒテンシュタインのシュライヒ先生は、矢崎理論を知っているのか知らないのか私も知りませんが、独特の方法論で正しく矢崎理論を体現する治療方法を編み出されました。

シュライヒ先生は生涯で5000症例以上の総義歯治療を彼の理論で治して来て、自身の正しさを証明されています。

洋の東西、時間差を持ちながら、不思議な位矢崎先生の総義歯とシュライヒ先生の総義歯の形態は似ているのです。

古今東西の、総義歯治療の最高の神とも呼べる両雄が到達している形態です。

だからこそ、私も究極の形態、と信じています。

残念ながら、私自身は矢崎正方先生がご存命の時には全く出会える可能性のない生まれでしたが、師匠が偶然弟子筋でしたし、幸いなことにシュライヒ先生の最後の来日セミナーには間に合い受講出来ましたので、その真髄を目の前で見せていただけました。

シュライヒ先生の奇跡の腕は、デモ患者さんが治療直後に普通に昼食を食しておられた、と言う驚くような成果を上げられるものでした。

実は、私自身が触診させていただく機会を得て、患者さんから先生はお若いのに手付きが凄い、セミナーして下さっているシュライヒ先生とそっくりだった、と褒められた、とエピソードを書いているのはこの時にもあったことです。

患者さんは触り方、触診一つで腕を見抜く、デモンストレーションでシュライヒ先生が触った感触と受講生一人一人の触っている感じを分かっている、と改めて感じたものです。

シュライヒ先生の示された独特の形態、それは矢崎理論と同じものであり、私自身ビックリさせられました。

もっとビックリした事は、世の中は広い天才と呼べる人、総義歯界の宮本武蔵、師匠なしで最高の技量まで上り詰める方がいたことです。

それが高輪会の副理事長横山先生で、私よりも3歳年下ですが、彼は特老の往診治療で経験を積み重ね咬座印象の奥義を極められているのです。

この方は真の天才でしょう。

師匠なしであそこまでの腕を極められた方ですから。

 

長くなりますので、結論から言うと、機能的に安定している上下顎の位置関係で、その状態の正確な印象を取って来ること、それが究極の治療方法であることは間違いがない、と言うことです。

もう一度繰り返します。

患者さんが、気持ち良く噛める、立体的機能的顎の位置関係、の精密な型を取ってくること。

これが最大の要諦です。

それを追及して行くと、矢崎、シュライヒ、横山3人の先生見出した形態に必ず到るのです。

私は天才ではなく努力の人です。

なので、3先生との出会い、教えがあったからこの形態を見付けることに到り、世界の総義歯治療がこちらに来ている、と聞いてそうだろうな、と感じているのです。

 

その時代の本流、正統とされる方法から離れた治療方法は、常に異端児であり、私の性格のせいでもあって反省すべきなのですが、周囲からは少なからず反発されてしまっていました。

そんな方法で治せる訳がない、邪道だ、我流だ、自分よりも随分若い先生からすら批判されることもかなりありました。

しかし、成果を比較してしまうと、私の成績の方が良いのです。

私のアドバイスを素直に聞き、取り入れて下さった先生方は、必ず効果がありました、ワンステージ上に行けました、と喜んで下さいます。

素直に聞いて下さらない方は、相変わらず苦しまれているようです。

人の成長は素直な心、受け止める姿勢にある、と感じて仕方が無いです。

ですから私自身は、色々な所に必ず学びに行き、そこで真洗な気持ちで学ぼう、と決めています。

中には、明らかに違うな、と思う話をされる先生もいます。

私が確実に正しい、まだ分かっていないな、と思わされる方もいます。

それでも、何かしら私とは違う考えのある方なので、得る点があると思って聞いています。

目に余る時には、質問して気が付いていただけるように誘導したりしますが。

 

今は情報が有り過ぎて、正しいものが埋もれ易く、歯科医も患者さんも右往左往しています。

顕著な例がインプラントですが、今回は総義歯なのでそちらには言及しません。

 

色々な方向から見て、切り口を変えて学んで、それで到達する、それが遠回りに見えて意外に効率的な方法かも知れません。

総義歯に関しては、3先生の切り口が私の生涯の財産です。

一つ位で到達した、と思っては甘い。

全てを捨ててでも、一から学び直す。

そこがコツと言えば言えるでしょう。

 

最後にもう一度。

患者さんが、丁度良いと思える上下の顎の位置関係で、口の中の粘膜の状態を完全に写し取ること、それが最も大切です。

それには咬座印象を極めるしかないのです。

 

私は、その道を30代で極め、51歳の現在まで臨床を重ねてその正しさを強く実感しています。

だからこそ、それを正しく広める為に頑張っているのです。

それが、私が総義歯治療に翔ける夢、です。

 

 

 

 

 

 


4月2日(月)のつぶやき

2012年04月03日 | Weblog
13:13 from Facebook
blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…不勉強者がアホなコメントしてます。... fb.me/VKqjRTBT

13:16 from web
blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…不勉強者がアホなコメントしています。私は人間できていないのでこういう輩は晒し者にします。

13:38 from gooBlog production
総義歯界に蔓延る馬鹿な概念を撃破する! blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

18:38 from gooBlog production
総義歯臨床の鉄則、究極の形態 goo.gl/vxX1V

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竹内 健 の 世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書) を Amazon でチェック! amazon.co.jp/gp/product/434… @さんから 素晴らしい本のようですね、即発注しました。

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総義歯界に蔓延る馬鹿な概念を撃破する!

2012年04月02日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

http://blog.goo.ne.jp/noritsugumatsumoto-implant1dr/e/74f7eebc4af92be3cb118bbff16819c4

いや久々にお馬鹿者が出現しました。

コメントが全く不勉強者なのを明白にしています。

しかし、こう言うコメント平気で出来る業界の中の勉強会とかグループがまだまだ沢山あるということなんでしょう。

人物の先生なら無視して、放置するのでしょうが、あいにく私はこう言う輩は放置しない主義です。

馬鹿に馬鹿、と言って聞かせることが、もしかしたらその者が目覚める切っ掛けになるかも知れないからです。

放置は優しいかも知れませんが、その者の向上には全く成りません。

何時かは気が付く、と人格者は言われますが、この業界のことなので、そんな機会は早々ない、と明言します。

だから、私は敢えて馬鹿!と言って上げるのです。

 

しかし、凄い不勉強振りですね。

そう言うことをさも正しいように教えている師匠も未熟でしょうし、この方の自信の持ち方が凄いなー、と逆に感心してしまいます。

一つだけ言えるのは、総義歯界全体に正しい形が正しく普及していない、と言う厳然たる事実がある、と言うことでしょうね。

 

断言しましょう。

総義歯界でも私は時代の10年以上先行っています。

時間が経てば経つだけ、即時荷重インプラント、低侵襲外科で審美的インプラント治癒と私が10年以上前からして来たのが今の時代に成るように、総義歯も行き着く先は私の示しているものです。

先行き過ぎている預言者の悲劇、とでも言えるでしょうか。

 

最後に、私が出している総義歯関連の症例写真は目を皿のようにしてよーく見ましょう。

答えはそこにあります。

分からないとしたら、それは方向性が間違っているからです。

素直な目で患者さんから学びましょう。

そこにこそ答えがありますから。