だから、ここに来た!

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青山円形劇場『ア・ラ・カルト』

2004-12-22 | stage
200412220206.jpg
毎年行ってる芝居、
なんて、ロングラン・ミュージカル以外でなかなかないものですが、
これだけは、一年の締め括りとして見ておきたいお芝居なのです。
今年で4回目の『アラカルト』。
はじめに見に行ったのは大学生の時。
風の噂で遊機械の人たちが毎年面白いお芝居をしていると聞いて、行ってみたのです。
見終わった後、友達と渋谷の街を走りまわりました(笑)。
素敵な時間を過ごせた興奮から、じっとしてはいられなくて。
そんな出会いだったのです。

舞台は青山のフレンチ・レストラン。
白井晃、高泉淳子、陰山泰、そして毎年一人のゲスト。
4人が演じる短くて心暖かいストーリーを、
ヴァイオリニストの中西敏博を中心にしたミュージシャンの演奏が盛り上げます。

今年のゲストはROLLY!
毎年素敵なゲストが来ますが、今年はその中でも印象的です。
役者の方々が見事な歌声&ダンスを披露してくれる
ショータイムのコーナーがあるのですが、今回特に聞き惚れてしまいました。

白井さん扮するペギー富岡(成増在住)の歌「幸せな愛などない」がかなり泣けました!
そして彼女に対抗するように愛の讃歌で登場したのが
ROLLY扮するヘルガ(私思うに、ヘルガはドイツ人)。
二人の共演は迫力ありでした!

セルジオ@陰山さんも、いつもの独特な腰つきのダンスに新鮮な動きが入って(笑)
お客さんが「おーっ?」と反応してるのが面白かったです。
高泉さんの歌はいつも安心して聞けるけど、今回は歌詞が面白かったですね。
そしてあとはROLLYの「アマポーラ」でのギター…
多くはいいません。名演奏でした。
今回はROLLYにもってかれちゃった感じでした。
内気なサラリーマン・奥寺くんもよかったし、
マダム・ジュジュ@高泉さんとのトークでは従兄弟のマッキーの真似もしてくれました!
すげー似てた! さすが従兄弟。
もちろんいつものキャラクターたちも最高でした。

いろんな人を誘って見にいきたい数少ない芝居の一つですな。
コメント
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