
寒かったが久し振りに落ち着いた天気。友人と出かけたが、西上州方面か桐生市の里山か決めかねていた。雪への用意はしたが何だか踏み込みたくは無い微妙なところ。友人と合流し、桐生市街地北にあるハイキングコースの吾妻山で合意した。
「吾妻山」(481メートル)はJR両毛線桐生駅から北に歩いて30分ほどの吾妻山公園(光明寺)を登山口とするコース、市西部の川内町にある自然観察の森をスタートとするコースをメインに、鳴神山への縦走コースなどハイキングコースが縦横にある。昨日も私達よりかなり年配と推定される方が何人も、私達より元気に登っていた。
吾妻公園入り口の駐車場をスタートし、野鳥の声を聞きながら歩く。どこかで聞いたような“哲学の径”。水道山につながる尾根に上がる頃には少し体も温まってくる。山頂への上り口に入ると急登となる。登山というよりハイキングのコースだが、後半の30分近くは岩混じりの急な坂を登る。それなりに楽しめる山だと思う。私より年配の人が、元気に追い越していくのが頼もしい?汗が出始めた頃、1時間足らずで山頂に着いた。
山頂からは桐生市の市街地から関東平野が広がっている。“富士山が昨日より良く見える”“スカイツリーが今日は見えない”など老人グループが大騒ぎ?ほぼ毎日の登っているようだ。遠慮して風邪の当たらない隅っこで、例の通りにお湯を沸かしコーヒーまでの早めの昼食をじっくりとった。低山だが、春のカタクリをはじめ山野草の多い変化に富んだ楽しい山だと思う。今回で4回目。
