「ヤブツバキ」の記載中で、タマツバキというダービー馬がとありましたが間違いでした。以下に訂正します。タマツバキは“アラブ系の名馬”です。

実家に電話を入れると母はいつも「どうかしたか」と第一声。こっちの台詞だと思うが幾つになっても子は子なのだろう。トキの島は今日(26日)も雪が降っているという。父が私に(剪定の)手を入れさせない椿の幼木にも雪が積っているだろう。変わった椿で“新種の可能性がある”と言いながら、何年も植えたままになっている。高崎自然歩道の根子屋城址ではヤブツバキがポツポツと咲いていた。
「ヤブツバキ」はツバキ科ツバキ属の常緑高木。日本原産種だという。ユキツバキ、ワビスケなどは変種になる。葉は日陰では黒っぽく見えるほど濃いグリーンで表面に光沢がある典型的な照葉樹。花は冬から早春にかけて花径で5-6センチの大型で、5枚の赤い花弁の中央に黄色の花粉をつけたオシベが目立つ。
人との係わり合いも多い木で木材は印材(ハンコ)や将棋の駒など。木炭になっても最高級。葉は止血剤に使われる。種子から採る椿油は和製のオリーブオイルとも言える存在。ヤブツバキから取れるものは特に高級オイルとして定評がある。庭木としても人気で改良種も多い。
花がガクを残し“丸ごと落ちる”様子から、嫌われることもあるのだそうだ。病人のお見舞いにはこの花は避けられる。競馬の世界でも・・・。タマツバキというアラブ系名馬はいたのだが、36回日本ダービーで大本命だった「タカツバキ」が落馬。それ以降はツバキを使わなくなっているのだそうだ。