啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「メジロ」

2012-02-24 10:20:28 | 野鳥

暖かくなったからだろう。野鳥の動きが活発になってきた。カメラで捕らえられるのは、昨年と同じ鳥ばかりなのが悔しいが、それでも目の前に現れると嬉しくなる。散歩コースの竹沼で、目の前にメジロが現れた。2,3メートルの距離にに接近したチャンスもあったのだが、ピントが脇の枝にあってしまい残念。

「メジロ」は12センチ弱の小型の野鳥。淡いグリーンの羽が可愛い。笹薮の中などでチョコチョコと飛び回っていることが多く、ウグイスか?と思って待っているとメジロが飛び出してきたりする。歩いていると梅や桜の花で蜜を吸っているのを見ることもある。ウグイスと似ているが、ウグイスが人前に姿を出すことがめったに無いのに比べると、こちらは良く見かける。

図鑑に鳴き声を♪チーチュルピー、チュルチーチュルと囀る♪と書いてあった。可愛く、良く鳴くので「鳴き合わせ」という遊びが江戸時代などに流行ったのだと言う。囀りの優劣を競うのだそうだ。捕獲も飼育も禁止されており、知事の許可が無いとできないが、今でも密漁が行われているという。

桜の花見に行ったときに、花の蜜を吸う淡いグリーンの可愛い小鳥を見つけ、ウグイスと間違っていることが多い。大概はそんな場所にいるのはメジロ。また目白押しと言う慣用句があるが、メジロが群れを作って寄り沿い、木の枝に止まっている様子から由来しているそうだ。
コメント
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