
そろそろ山が歩きたくなったが、雪が残っているところが多く、ターゲットが絞りにくい。そんな時は一番好きな赤城山。南側の国立青少年ふれあい館(?)から鍋割山に登って見ようと思った。遠くから見る限り、アイゼンは必要無さそうだ。
「鍋割山」は赤城の南側にせり出している山。赤城県道の姫百合駐車場からは比較的簡単に登れ、植物の種類も豊富でこれまで8回ほど登った好きな山。南側の旧・国立青年の家を登山口とした。周辺に遊歩道があり、登山道がわからない。舗装された林道に出たがそのまま鍋割りの方向に歩く。野鳥の多い林道を楽しみながら歩くが、なかなか登山口が見つからないのでやや不安。3-4キロ歩いたところでT字路。右方向の矢印で“森林公園南登山口”。ホッとして歩き出す。ところが、登山口がなかなか見つからない。15分?ほど歩いてようやく表示があったが登山口まで3・9キロ”には参った。引き返すのはいやだし、もう行くしかない。
オートレース場など越え、ひたすら歩くと、ようやく森林公園南面登山口に到着し、ひと安心。すぐ登り始める。緩い快適な登りが続く。しばらくすると雪が残っている。ッ傾斜が緩くなってくると両サイドはツツジに囲まれる。シーズンになったらたまらなく見事だろう。棚上峠までくると雪がたっぷり。荒山高原まで1時間。ここから鍋割への尾根道は、雪が解けておらず快適。尾根の東、南側には雪がなく、登山道から西・北側にはかなり残っていた。軽アイゼンを持参していたが、今日は使う予定をしていなかった。30分ほどで見慣れた鍋割山に到着。

帰路は、登ってくる予定だった道を下る。山頂で出会った70代に見える人と降りる。途中から、岩が多くロープが張られている急坂となるが、この人は猛スピード。ついていくのが大変だった。そのかわり、あっという間に林道に出てしまった。林道に出て気付いたのは、行きにT字路だった場所。表示を良く見ると左に矢印で鍋割コースとあった。登山口を探していたので、文字に躍らされてしまったようだ。慣れた山でも地図は持参しないと!!