
日当たりの良い土手などでは昨年末から咲いていたタンポポだが“春になってから”と思い、写真は撮ってもブログには使ってこなかった。久し振りで歩いた高崎自然歩道。「山の上の碑」に登る階段の手前の陽だまり。落ち葉から短い花茎をようやく出し、めいっぱい咲いているのを見つけた。
「タンポポ」はキク科タンポポ属の総称。カントウ、トウカイ、エゾなど古い地名を冠した日本タンポポのほか、最近は外来種のセイヨウタンポポが勢力を急拡大している。平地に分布しているもののかなりの部分がセイヨウタンポポだという。見分け方は花の付け根の部分=総包片が反り返っているのが外来種。また、夏の頃まで咲き続けているのは大概が外来種だそうだ。
黄色いタンポポの花ーーこれは小さな花が円盤状に集合しひとつの花を形成しているのだと言う。キク科の植物の特徴だそうだ。先が細い舌状花1つに5枚の花びらがひとつにまとまっており、これがいくつも集まって“花”を構成している。
効用も多い。薬草として健胃・利尿・催乳などに使われてきた他、C型肺炎のウィルス抑制効果などあるのだという。欧米ではサラダに使われる。根や葉は乾燥してコーヒーやお茶として飲まれる。
ついでにもうひとつネット知識を・・。英名の「ダンディライオン」は格好いいライオンと言う意味ではない??!!フランス語の「ライオンの歯」に由来。ダン=ド=リオン→ギザギザとした切れ込みのある葉からライオンの牙を連想したものだそうだ。大夫???
市民の森の陽だまりでは花茎を伸ばしたタンポポも咲いていました。花芽もいっぱい付いていました。
