
鮎川と鏑川が合流する辺りの広い河川敷。大型の重機が何台も入り、大規模な工事が始まった。この工事"何のためにやっているのか”良く判らない。予算消化のための工事出なければ良いと思う。大型の重機を使って河川敷を掘り越し、3月中に埋め直すという姿を毎年のように見る。その跡は、元の草薮に戻ってしまうのである。素人考えだが、重機の台数や作業期間などから予算規模は1千万円では足りないと思う。
広い河川敷。工事が進んでいる辺りは竹薮とかなり大きな木が林状に茂っていた場所。掘り起こされ、200メートル程離れた対岸が見える。竹の根っ子、木の根が掘り起こされ高く詰まれており、ダンプが通るための道もできている。川の中州の部分に見えるのが特に不可解な、掘り起こし現場。土が積み上げられている。隣に詰まれた石を見ると、これを採っているのか?とも思う。
通行止めの看板の辺りに工事名が書かれていた。堤防か河川かわからないが「維持修繕工事」なのである。広い河川敷にスクスクと育つ樹木。付近には畑やみにゴルフ場として開発された場所も多くある。今、工事しなくとも良さそうだが。


2年ほど前、鮎川に架かる落合橋の東側。昨年だったと思うが、埼玉と藤岡の境の藤武端の埼玉側で最っと大規模な工事が行われていた。“運動公園でも作るのではないか?”と期待して見ていた。しかし、2箇所とも年度内には埋め直され、現在では元のままの荒れた草むらになっている。写真の工事の目的を見て「多分同じ類の工事だった」と推測する。
“やるに越したことはないが、やらなくとも済む工事”と私には見える。金のないときやる工事ではないだろう。中州まで重機を入れて地面を掘り起こす部分は不要だ。石を採るにしても、掘ればどこからでも取れる。落合橋で最初の工事を見たとき、重機の多さに“免許の講習か試験”でもやっているのかと思ったほどだ。