
雪が降っている。2-3センチは積もったのだろうか。風もなく静かだ。道路が凍結しない程度にもう少し降っても良いのだが・・・。まだまだ寒いが、天気は周期的に変わるようになっており、もう春がそこまで来ているのを実感する。イチゴハウスの入り口に農家の方がいた。写真を撮ることをお願いすると、快く応じてくれた。
「イチゴ」はバラ科の多年草。果実、キイチゴやヘビイチゴ属など総称をイチゴと呼ぶこともある。栽培されているものの多くは栽培種のオランダイチゴ属。温室の中のイチゴは草丈が20-25センチ程度。真っ赤に実った実やバラ科から派手な花を連想するが、花径で2センチほどの真っ白で清楚な花。中央の子房の部分がオシベや花粉で淡い黄色。
お隣栃木県のブランド「女峰」が有名。九州の「とよのか」に対抗する品種として開発されたものという。ケーキ用など業務用でトップブランドとなった。群馬には「やよい姫」という種が開発されており“とねほっぺ”と栃木の“トチオトメ”を交配させたものだという。写真の花はやよい姫だろうか。
露地栽培で実が実るのは5-6月。ハウス栽培などで秋から春に実を収穫するには苗を「低温処理」や「休眠処理」など調整が必要で大変。冷蔵庫で処理したり、高原で育てたりするのだそうだ。そういえば、女峰山の近くの日光の高原で苗を育て、出荷している映像を見たことがある。
ハウスの入り口付近しか見られなかったが、一杯花がさき実がなっていた。
