啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「シモバシラ」の花とシモバシラ状態の「霜柱」

2012-10-10 08:23:45 | 山野草

ミニトマトの木にまだ花がいっぱい付いていたが、昨日整理した。青い実を含め今年最後のトマトジュースにして楽しんだ。草津白根山のエゾリンドウは霜を受けたと思われるが、花の部分が白っぽく枯れているのが目立った。八ヶ岳の登山道脇の日陰では、見事な霜柱が融けないで残っていた。秋モノの衣料は売れたのだろうか・・・?これから秋になるのだろうか??冬が早くやってくるのだろうか??気象庁の長期予報を信じるしかないか!!!

「シモバシラ」はシソ科シモバシラ属の多年草。草丈は40-70センチぐらい。茎は四角形をしている。葉には縁に浅い鋸歯が入り、茎に対生している。

花は9-10月に咲く。茎が伸びると先に行くに従って地面に水平になるが、茎から上に向かって(地面に対し垂直方向)総状花序を出し、下から小さな白い花を咲かせる。1つの花は小さく釣鐘状で花径が2-3ミリ。オシベが長く、花の外に飛び出している。

2枚目の写真は、昨年12月20日頃に当ブログで紹介したもの。地下の根から吸い上げられた水分が茎に沿って上がり、地上の冷気で凍り、文字通りに“シモバシラとなった”状態。当家の庭に植えられているもので、霜の状態が目立つが、草原では周りに隠れて見えにくいかもしれない。


コメント
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