
昨日、元同僚から電話をもらった。「高校野球の関東大会を見に来て、高崎の城南球場にいる」という。天候が悪く開始が遅れているとのこと。結局試合は中止となり、久し振りに会うことなった。旅好きの彼の“青春キップ”とかを使っての北海道旅行などの話は尽きない。とにかく、病気だとか薬の話がお互いに殆ど出てこないのは互いに良いことである。
「ノコンギク」はキク科シオン属の多年草。野菊の一種で“最もありふれた野菊の一種”といわれるが、道端から林の縁、川沿いなどあちこちで見かける。写真の個体は金精峠の駐車場登山口で見かけたもの。風が当たらない場所にそっと咲いていた。読んだ事はないが「野菊の墓」(伊藤左千夫)という小説があった。この“野菊はノコンギク”と言う説があるそうだが、ヨメナなど野菊は皆似ており、素人が区別するのは至難の技!!??当欄の独断に異議のある方は是非ともご教示いただきたい。
草丈は50-100センチ。葉の両面に細かな毛があるという。花期は8-11月。花径は2・5センチほど。舌状花の部分は紫色が少し入った白から薄紫色まで。中央の管状花の部分は黄色で4-6ミリの冠毛がある。
良く似た「ヨメナ」との区別が難しい。本来なら両種の写真を撮って比較すればよいのだが、今はできできません????これから出かけなければならないのです???ネット情報で“見分けのポイント”を探ってみました。
1、花の基の部分を支える場所を総苞片と呼ぶが、この1枚1枚の先がぴたっと
揃っているのがヨメナ。ノコンギクは反り返る。
2、花の中央部の黄色い部分は管状花が集まった部分。ここに冠毛が生えているが
ノコンギクは長く(4-6ミリ)。ヨメナにもあるが殆ど目立たない。
3、葉の形も良く似ているが、ノコンギクには葉の両面に薄い毛が生えており、手で
触ってみると少しざらざらする。
“ノコンギク”に自信を持っていたのだが、冠毛が余り目立っていないような点などヨメナかもしれないとぐらついてきた。