佐敷の町には戦国時代に平等寺という大きなお寺がありました。
佐敷にお客様があるとその平等寺でおもてなしをされていたそうです。
明治時代になって神仏分離が行われ、現在は清瀧神社になっています。
地元では杉本院と呼ばれています。
その平等寺の前にはいくつも小さなお寺があって、末寺に東福寺という薬師如来様をお祀りするお寺がありました。
その東福寺跡には現在も薬師如来様がお祀りされています。
先日、お客様を町案内していた時に、たまたまこのお薬師様を守られていらっしゃる方がお見えになられたので、お参りさせていただきました。
ここのお薬師様は、詳しい方によると、袖の垂れ方が普通の薬師如来さまと違うそうです。
脇の仏像は、瑠璃色が現在も残ってとても綺麗です。
その他にも、お不動様や十二神将などたくさんの仏像をお祀りされていらっしゃいます。
ご縁があると、拝顔することが出来ます。